野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

蓮を育ててみる ( 種です)

こんにちは

最近は、エアコンを使わずに眠れます。昼間は かなりの暑さですが。

季節は 少しずつ進んでいるのですね。

 

サギソウが 咲いています。

確かに、小さな鷺が いくつも飛んでいます。いつまでも 眺めていたいかわいさです。
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連れ合いが、蓮の種を手に入れたので(どうやら買えるようです) 、育ててみると言い出しました。  お盆の頃の ことです。

蓮の花が 好きだったらしく、以前から 時々その野望を語っていました。

確かに とても美しいです…   でも、かなり大柄な植物です。
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大譲歩して、  まぁ、ひと鉢くらいなら…

まさか池を 新たに作ったりしないでしょうし、種から育てる時期としては どうなのか。時期はよくても、うまくいかないことは多々あるわけだし。

くどくど 言ってはいけませんね。(ここまでで もうかなり くどくど言っていますか)


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硬い種です。

育て方を ネットで検索しました。

この状態で 長い期間(何十年というより何世紀とか それ以上ですか)経ってからでも、発芽するほど強固な種だそうですね。

かなり硬いので、仕事用の グラインダーで尖っていない方を削りました。

横からも見えた方が いいと連れ合いが申しますので、プラスチックのコップに 水と一緒に入れました。


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ころんとしていて、あまり期待できそうにありません。  翌日 水を含んだのか 膨らんだように見えましたが、それだけでした。

 

ところが 2日目に 削ったところから かわいらしい黄緑の芽が出てきました。   6日経つとコップから 出て来るほど、若い色の茎が伸びてきました。


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細い茎を折ってしまいそうで、水を替える時は 恐る恐るやっております。

いい年をして どうかと思いますが、この辺りで コップから 目が離せなくなってきました。

おまけに、発芽率は 100%(一つ 出遅れた種もありますが 個性は責められません)。

それは それで、なんだか親の気持ちになってきました。

 

お盆の間、私たちは 何をやっていたのでしょうね。

 

今 次の作業を しております。なんだか楽しい気分です。

どうぞ うまく育ってくれますように…

地味な写真ばかりにお付き合いいただいて とても恐縮です。でも もう少し続けてみたいので、また後日 続きを書かせてくださいね。

 
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  「猪もともに吹るゝ野分かな」江鮭子  (325×245m/m)        松尾芭蕉

 


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  「藪に花が咲く頃 心はくもる」(220×350m/m)  旅人かえらず(20)                   西脇順三郎 詩              村上翔雲 書

 

家事や仕事の合間を縫って ちら見してきた高校野球。楽しみと元気をもらいました。ありがとう。

 

 

黒豆の畑に久しぶりの雨を見る

こんにちは

一昨日の夕焼けです。
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夕焼けが とてもきれいだったから、昨日は 久しぶりの雨だったのでしょうか。  少しだけ降りました。

台風の影響ですね。

湿度は高いですが 風が涼しく感じます。

止み間が長そうだったので、ウォーキングに出ると 近所の人から「散歩ですか?」と声をかけられました。

いえ、ウォーキングですが… と言おうとしましたが、カメラを持って歩いていたのでした。

 

夏のかかりに 麦畑だったところは、一帯が 黒豆畑になっています。

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黒豆の枝豆は、実が黒くて 甘みがあり、もっちりとしています。

秋に収穫されるので、今から とても楽しみです。(私は食べるだけですが…)



田んぼの稲も 日に日に大きくなっているようです。  コシヒカリなどの お米もありますが、山田錦などの酒米も よく作られています。
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 山田錦は、ちょっと背が高いようです。

 

直売所に出荷されている生産者さんが、作られている イチジクです。
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もうしばらくですね。  ウォーキングの途中にハウスがあるので、時期になったら 小銭入れとレジ袋を ポケットに忍ばせて行きます。

お店に並ぶより 少し安く分けてもらえます。(もはや お買い物ですね。)

近所の沼には、がまの穂が伸びてきました。
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沼の側の 夏の植物も そろそろ終わります。

 


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網を越えて、カボチャの蔓が 竹林に入って行こうとしています。 逃げて行くように見えます。


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金ごまは 実が目立ってきました。


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もう かわいい花はなくなりつつあります。背が高いので、ちょっとした威圧感のある畑です。


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遠くからでも よく見える 百日紅。 かなりの大きさです。

近所の人が 畑の端に植えておられます。いつか お会いしたら、お願いして 枝をいただいて 挿し木にしてみたいものです。

 

放って置かれた畑に 百合が咲いていました。
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急な山の斜面にも 雑草の中から、いくつも白く優しい顔を覗かせていました。

写真を撮っては みましたが、草深くて……

 


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  「蛸壺やはかなき夢を夏の月」笈の小文 (325×245m/m)        松尾芭蕉

 


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  「この旅果てもない旅のつくつくぼうし」(240×320m/m)   種田山頭火 句                                                        村上翔雲 書

 

元気を取り戻して。

こんにちは

日中は、まだ 35度を越える暑さです。

それでも 朝夕が 過ごしやすい日が増えて、

今夜は、マツムシの ちょっと陽気にリズムを刻むような音が聞こえてきます。

草花が 元気を取り戻してきました。

 

少し前には、つぼみがついても そのまま枯れ続けていたアッツザクラです。     

色が戻って咲き始めました。
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また、かわいい花を咲かせてくれて ありがとう。

 

そして、自由過ぎる お嬢さん。メドーセージの夏。
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身長が伸びてしまいました。 仕方がないので、脚立を持ち出して 記念撮影してみます。
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切っても切っても 自由人。あなたのように生きてみたい。

 


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こちらは、むかし 盆栽好きな お豆腐屋さんから頂いた小さな盆栽です。 多分 サギソウだと思います。(相変わらず、いい加減な…)  毎年 律儀に咲いてくれるのに ほんとうにごめんなさいね。

するすると伸びていく茎が 楽しみです。

咲いたら またご報告させてください。

 

近頃は、以前ほど 用事に追われることもないので 忙しいと言うのも 気が引けますが、

この時期は お墓の掃除が済んだら、続いて夏祭りの準備など、お盆の仕度が いろいろとあわただしくなりますね。

お寺の棚業もあり、和尚さんが 檀家を一軒一軒回られて、お経を唱えてくださいます。

 

 

そんな用事の合間に 高校野球をテレビで視聴するという 最大のお楽しみを こっそり差し込んで。

 

すると ブログが 全くの後回しに……。

 

夏の疲れが出やすい時期ですね。

どうぞ、お体 大切に。

 

 


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  「庭の蝉殻の 夏の夜の 殻の朝悲し」旅人かえらず(103)  西脇順三郎 詩                                                       村上翔雲 書

 

いつも ご覧いただきまして ありがとうございます。

炎天に花咲く

こんにちは


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こちらは、お蕎麦屋さんです。

先週 私たちが行った「あまご村」さんの近くにある 茅葺き屋根のお店です。

 

車で 1時間ちょっとかかるのに、同じところに再び行くのはどうなのか… と思ったのですが、食通の知人のお薦めでした。

おとなの雰囲気のお店です。

お昼の予約をして 行きました。

お店裏の庭が 素敵でした。
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こんな 百日紅が うちに咲いていたら…  と 眺めます。
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途中ですが、お詫びと訂正をさせてください。     先週「ひこうき雲…」の中で、こちらの 写真の「オニユリ」を「ヤマユリ」と誤って書いておりました。すみませんでした。
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どう見ても  オニユリ。  ですよね。

 以前、根が出たユリ根を植えてみたら、こんな花が咲いたことがありました。

 

 


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茅葺き屋根の中は、高く広がる空間でした。

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丸い机の中央に、四角く囲炉裏が切ってありました。

盛り蕎麦
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おろし蕎麦

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真ん中の 桜色の大根おろしは、こうでなくては! という きっぱりとした辛さ。

ざらつきのない つるんとしたお蕎麦です。

「十割そばですから、ちょっと お塩を付けて召し上がってみてください。」と勧められて 食べてみると、香りもよく のど越しの良さが 心地よかったです。


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敷地横の水路は、とてもきれいな水が 勢いよく流れていました。

 

蕎麦屋さんを出ると、

蓮を見たい と連れ合いが申しました。

美しい蓮の写真をあげておられる素敵なブログを 最近拝見しました。

私では、到底そんな写真は撮れませんが…

それでも きれいな蓮を見てみたい。

 

私たちが 知っているところは、やっぱり山の中で、ちょっと素敵な温泉の側の 蓮園です。


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涼しげに、ふんわり咲いています。
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ただ、お昼過ぎで 立っているだけで 汗が止まらないほどの暑さでしたので、花が ぐったりしていました。   だれも いませんし。

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葉影の花は、そっと守られて 座っている女の子のようです。
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夏の白は 空を仰いで。思い切りの背伸び。
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 そして、露天風呂まで備えてある せっかくの温泉に入ることなく、「上流へ行く。」と言う連れ合いに従い、さらに奥へ向かいました。


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川幅が狭くなり、川原の石が だんだん大きくなってきました。人家もなくなって 自然の荒々しさも感じるような景色になってきました。

しばらくすると、銀の選鉱場跡を保存している公園に行き当たりました。



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遺跡のように見えました。


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公園内に 百日紅が並木になっていて、甘く優しい香りが漂っていました。

百日紅の花の香りは 強くはありませんでしたが、樹木の花なのだなと思わせる個性が立つ魅力を感じました。

道は 細くなりながら、まだ上に続いています。

道から見えるところに、キャンプの出来そうな開けた場所があったり、みつばちの箱がいくつも並んでいる木陰がありました。

でも、「豪雨の時には、ここから5キロ先まで 封鎖されます」という札が 道沿いに掲示されていました。山肌が 崩れかけているところもありました。天候が崩れると、不安定なところなのでしょう。

川は 細くなっては いますが、自然の状態なので、人に迎合しないむき出しの風景です。

 すれ違うのが やっとの道ですが、生活道路らしく 対向車が時々 走って来ました。

取り立てて用のない私たちが ここを走るのも どうかと思い、Uターンすることにしました。

 この道が途絶えると、困る人がいるのですね。

 

 


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  「炎天をいただいて乞ひ歩く」                              (320×245m/m)   種田山頭火

 


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  「炎天に花咲く さるすべり はだかの幹まがり傾く心    紅の髪差   行く路のくらがりに迷う旅の笠の中」旅人かえらず(52) (200×300m/m)  西脇順三郎 詩                                                          村上翔雲 書

 

 

 

 

 

 

 

静かな夜は

こんばんは

此処のところ、夜は 過ごし易く思います。

作業着や タオルなどは、なるべく夜のうちに洗うようにして、干し終わると しばらく空を眺めます。

今は11時。月が出ていないので とても美しい星空が見えます。  白い雲が細く長く流れているのさえ見える冴えた夜です。

 キリギリスが鳴いています。

 

夜空は 写せないので、写真はないのです。

ごめんなさいね。

 

あなたと あなたの大切な人が 明日も元気で過ごせますように。

 


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  「自然の世の淋しき 睡眠の淋しき」旅人かえらず (3)   (175×335m/m)  西脇順三郎

*詩集「旅人かえらず」の表記は正確には、「旅人かへらず」ですが、「西脇順三郎全詩集 普及版」(筑摩書房 昭和39年発行)の「著者の意向により、表題本文とも原則として現代表記に統一した。」との付記に準拠して 書作品にしたものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひこうき雲の空 女郎花の咲く谷

こんにちは

 

日曜日の未明、雨風の音がすごくて 家が揺れるように感じたほどでした。内陸部にある我が家が こうでしたから、直撃した地域は どんなことだったでしょう。

 

朝8時過ぎには、雨の止み間に 青空が見えるようになりました。

ちょっと出かけたくなって、お昼前に 連れ合いと、なぜか2、3週間に一度帰って来る息子と3人で、車で1時間あまりの 兵庫県丹波市青垣町「あまご村」へ行って来ました。
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あまご村は、深い山に 囲まれた場所にあります。

手ぶらで 出かけても ニジマス釣りや あまごのつかみ取りが 楽しめて、塩焼きなどにしてくれます。 手頃な料金で楽しめるので 子どもが小さい頃に よく出かけました。

この度は、食事を楽しみに行きました。 あまごのフルコース(3,240円)を いただきました。 我が家にしては、ちょっと  いいえ、かなり贅沢なお昼です。

それでも、他県ナンバーの車も多く 駐車場が混みあっているのは、素朴な あまご尽くしのお料理の人気が高いからなのだそうです。 週末は 予約をした方が良いとのことでした。


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またもや 食い気に走ってしまい、せっかくの古民家を 撮り忘れました……
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右の 鮭のようなお刺身も あまごです。

あまごは、サケ目サケ科なので お刺身は サケと同じ味わいですね。

塩焼き   王道の美味しさです。

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揚げたての唐揚げ
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甘露煮   南蛮漬けも ありました。

味付けが あっさりして 食べやすく、美味しくいただきました。

小さな釜で あまごご飯

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こちらは ケースをもらって 持って帰りました。

 

 


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ヤマユリが あちらこちらの庭に咲いています。

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黄色い花畑がありました。

あまご村の方に 尋ねてみると、「おみなえしです。お盆の頃に 咲きますよ。」

息子によると「おみなえしは、湿地では 乾燥傾向の指標となる。つまり 湿地に咲いていたら、そこは乾燥していると言うことなので 湿地保全としては ちょっと困る。」とのことでした。          … 何についての勉強をしていたのか、真面目にやっていたのか、遠くで下宿して 学校に行っていた時には よくわかりませんでした。植物の状態で自然のいろんなことがわかるのですね。

 

帰りの車の窓から見上げると、青い空が広がっていました。

車の中で 松任谷由実さんが 荒井由実さんだった頃のデビュー曲「ひこうき雲」が流れていました。

若い頃の松任谷由実さんの歌声は、改めて聴いてみると 硬質と甘さの溶け合った透明感のある魅力的な声。  聴いているうちに、車内の話題は 宮崎駿監督の「風立ちぬ」になっていきました。

映画はテレビで見ました。関東大震災から、第2次世界大戦の厳しい時代を背景にした実話を、フィクションが包みこんだ 切ない気持ちになる作品でした。映像の行間に、語り尽くせない いろんな出来事や 思いが たくさん詰まっているのですね。

子どもだと思っていた息子とも そんな話をするようになってきました。   社会人一年生です。  何かしみじみとしてきました。

もう 8月。

お盆が 近いですね。

 

今日も ご覧いただきありがとうございました。

 

 


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  「命なりわずかの笠の下涼み」俳諧江戸広小路  (325×245m/m)    松尾芭蕉

 


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  「いづれは土くれのやすけさで土に寝る」 (150×55m/m)  種田山頭火 句                                                        村上翔雲 書

 

 

 

ルリヤナギ 夏に戻る

こんにちは

時々 風が強くなります。

 

挿し木でいただいた この植物。

尋ねてみたり、調べてみたりしましたが、名前が わからなかったので、なかなか書けなかったのです。
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ルリヤナギ(ナス科)と いうのだそうです。調べ方が十分でなかったようでした。

辺りのご近所も 挿し木でこの子の兄妹を育てておられます。

挿し木を くださったお宅では、見た目を裏切る 鉢を割るほどの力強さで たくさんの花を付けていました。

我が家のは、しばらく枯れたようになっていましたが、最近 細く長い枝を 伸ばし始めたと思ったら、花が咲きだしました。


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確かに ナスのような花です。 うつむき加減でそっと咲いています。   丸いつぼみも可憐です。


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花いろは、薄青やピンクの色味を加えた淡い紫で物静かな人のようです。

葉のいろも、白や青味を重ねた淡い緑で 水彩画を思わせる佇まいです。

 


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冬に ひっそり姿をひそめます。

どこか寂しげな この花に、今年も出会えました。 

 

どうぞ台風が これ以上 被害を出しませんように。どうしても来るなら、その前に 弱くなっていますように。

 


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  「吉野橋  ふたたびは わたらない橋の ながいながい風」(240×320m/m)            種田山頭火