こんにちは。
夕べから今朝にかけては 寒かったですね。
こちらでは、氷が張っていましたが、お昼頃には もう暖かでした。
お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますか。
1月には、たくさんの方に励ましていただきまして、ありがとうございました。
おかげさまで、確定申告の作業も なんとか進んでいます。もう大丈夫とは まだ言えない段階ですが、目処が立ちそうになって参りました。
この調子で 無事に済むといいのですけれど…。
ささやかな事業所なりに、いろんな方にお世話になっております。
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今日は 休み中に「京都勧業館 みやこめっせ」へ あるブロガーさんにお会いするために伺ったお話を書かせてくださいね。
1月の事です。
京都の国立近代美術館と 改修中の京都市美術館改め 京都市京セラ美術館(3月に改装オープンだそうです) に挟まれた通りに大きく聳える 平安神宮の大きな鳥居。
改装中の 京都市京セラ美術館。
その向かいは 国立近代美術館です。その隣に 「京都勧業館 みやこめっせ」があります。
気温は少し低かったですが、日差しの温もりが優しいセンター試験2日目のことでした。
こちらへ来る時は 美術展にわくわくいたしますが、この度の目的は みやこめっせで開催された「第四回 文学フリマ」に来られている 楓屋さんにお会いすることでした。
『文学フリマ』に出店してきました。 - やれることだけやってみる
去年の10月に りんりんさん(施設で看護師のお仕事の傍ら、クラッシック歌曲やピアノをされておられます)「節約をして旅に出よう 日記」にお会いする計画が 台風の影響で果たせなかったことがあり、ブロガーさんには なかなかお会いできないものだと思いました。さて、この度はどうなるのか。
あまり人のいないところに住んでいるからなのか、初めてお会いする方には すごく緊張します。
でも、いつもお世話になっている方なのだから落ち着いて …。
中は、撮影していいのかわからなかったのと 混雑していたこともあり、写真はありません。
詳しくは、どうぞ 上の楓屋さんの記事をご覧くださいね。
広い会場に 何列も机が並べられて(早く到着された楓屋さんも スタッフの方と一緒に並べられたそうです)、作家さん方がずらりとおられました。お客も大勢歩いています。
屋内の 書籍のフリーマーケット。作家さんが直接売っておられるのですね。
大切なご著書が それぞれ机に置かれています。アクセサリーを売っているブースもありました。
規模の大きさと 人の多さに迷って、目的のブースを通り過ぎていました。迷いますよ。と自分で予告した通りになってしまいました…。
目的のブースには、小柄な女性が ひとりでおられました。並べられた本の表紙は見たことがあります。
「楓屋さん。」あわてて ご挨拶をして、しばらくお話をさせていただきました。
楓屋さんは、ご実家を出入りしていた自由猫ダイちゃんたちに避妊手術を受けさせておられます。
おとな猫の手術前に生まれた子どもたちは 避妊手術を受けた上で、家の中で飼っておられます。
お父さん猫のダイちゃんと 少しずつ心が通いあっていく頃のお話は、静かな記録映像を観るような詩情がありました。
猫たちとの穏やかな日常に、飄々と洒脱な空気を感じる言葉で、さまざまな話題が巧みに織り込まれたブログを書いていらっしゃいます。
お会いした楓屋さんは 優しい笑顔をされていました。落ち着いた感じの親しみのあるブログのイメージ通りの方でした。
ご著書は、知的で素敵なファンタジー。
物語の中で次々に起こる不思議な出来事に ついのめり込んでしまいます。
7冊 上梓されておられます。
一冊を拝読した時に、いろんな伏線が忍ばされた物語をわくわくしながら読んだ中学生の頃の記憶が 湧きあがってきました。
楓屋さんの描かれる人物は 生き生きとして とても魅力的ですね。楽しく読ませていただきました。
持って行った楓屋さんのご著書に サインをいただきました。サインをいただいている間、ご著書のお話をすればよかったのに、お一人で昼ごはんはどうなさるのかなど 作品と関係のないことばかり話しかけてしまいました。本当に 私 しっかりして!
ご著書も買わせていただきましたが、あまりの大幅値引きに 後で気がつく有り様です。
ダイちゃんたちの 猫ねこミルクの足しにもならなかったですね。ごめんなさいね。
「snowさんが来られるかもしれないと思って。」と、白いニットに 綺麗な雪の結晶のペンダントをされていらっしゃいました。
楓屋さんの雰囲気によくお似合いでした。私は寧ろ 溶けかけの者ですのに、お心遣いに感激です。
楓屋さん お目にかかれて とても嬉しかったです。
行き帰りの長いドライブに、たくさんの人の中での一日、お疲れさまでした。
もう少し早くブログに書けたらよかったですのに、私の都合で遅くなりました。
本当にありがとうございました。
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お話が前後しますが、出掛けると いつも早く着いてしまう田舎のねずみの私たち。
京都に到着したら 9時だったので、みやこめっせの前に (文学フリマは11時からでした。駐車場はまだ空いていて 好きなところに停められます。都会の朝はゆっくりですね)、 いつも車の中から眺めるだけだった 平安神宮にお参りに行きました。
平安神宮は、平安遷都1100年記念である明治28年(1895年) 創建とのことで、改めて拝見すると広大な敷地に蒼天の下、神門「應天門」は 壮麗なものでした。
神門「應天門」
應天門を入ると、同じく碧瓦が美しい「大極殿」
右に蒼龍閣、左に白虎楼が建っていますが、カメラに収まりきれない壮大さでした。
お参りをさせていただいた後、平安神宮の神苑に入ってみました。
季節毎の植物がとても美しいそうです。冬は 名物の紅しだれ桜は見られませんが、人が少なく 多様な植樹をゆっくりと楽しむことができます。
入り口から しばらくは、植えられた木や花に因んだ古典の一節が 書かれた札が添えられていて、おもしろく見て歩きます。
神苑は、いくつかのブロックに分かれていて、かなりの広さでした。水路が 遊歩道に沿って続きます。
こちらのどっしりとした木は 楠でしょうか。高いところから影を作っていました。
大きな幹に手を当ててみると、ほんのり温かくて静かな響きが伝わって来るようでした。
と、申すと 連れ合いも幹に掌を当てていました。横のすべすべとした樹肌の木と比べていました。長い鱗の列のような ごつごつと硬い厚みのある樹肌に触れていると 不思議と落ち着きます。
平安神宮のホームページを拝見すると、平安神宮の創建と同じ頃に 神苑も造られたとのことです。
明治から昭和初期を代表する造園家 七代目小川治兵衛などによる庭園なのだそうです。
植栽も 明治28年(1895年)以降のものとのことでした。
「植治」小川治兵衛 作の庭園は、たいへん多いそうですね。私も昨冬 あべのハルカス(大阪市天王寺区)のそばの 「慶沢園」を拝見しました。
中神苑の大きな蒼龍池に、特徴のある臥龍橋が 点々と懸かっています。
こちらの丸い飛び石のような橋は、豊臣秀吉が造営した 三条大橋と五条大橋の橋脚から造られているそうです。渡ることができます。
橋の近くで カルガモが日向ぼっこ。気持ち良さそうです。
近寄ってカメラを向けても、我関せず…。鳥をゆっくり撮れるなんて。
カメラの画像を引き延ばしたものを写すのはいかがなものかと思いますが、久しぶりにしてみました。
1月の半ばであれば、こちらのチケットのような景色も見られたでしょうに、生憎と 空気がひんやりとしている程度の よいお天気でした。
平安神宮は 赤松が多いですね。美しい枝振りと樹肌を見せていました。
逆光になってわかりにくくなってしまいましたが、時間をかけて行き届いた手入れをされた樺色の幹や枝は 輝くようです。
花の季節ではありませんでしたが、冬枯れもまたよいものと思います。
人が少ない美しい庭園で のんびり過ごさせていただきました。
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こちらは、岡崎公園に絵を観に行ったら 伺うお寿司屋さんの 海鮮丼です。
連れ合いが フライングしています…。
京都は、素敵な良いお店が多いですが、お値段がお手頃で美味しいお店は 本当に嬉しいです😉
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岡山県 倉敷市立真備中学校の皆さんの書かれた「防災新聞 」を載せていらっしゃるhappy-ok3さんの記事を貼らせていただいています。私がお休みしていました間の記事のうちの 8.9.の記事です。
happyさんのブログでは 続きの回も随時載せておられます。
私事で遅れていますが、せっかく 生徒さんが丁寧に作っておられるよい記事ですので、今後も少しずつ載せさせてくださいね。
この時代に 災害は 他人の事ではないのですね。備えるための具体的なアドバイスを、被災されて 今まさに復興途上の中学生の皆さんから教えていただきます。
被災地の報告~真備中生徒の防災新聞8 | happy-ok3の日記
「逃げる前に窓に近づかないで。」
「川の様子を見に行くことは 絶対いけません」
「自分で 水や非常食品を用意しておくこと」
被災地の報告~真備中生徒の防災新聞9 | happy-ok3の日記
「避難道具を準備しておいたり、避難訓練を進んでしていくべき」
勉強に スポーツに ボランティア。精一杯 がんばっていらっしゃる皆さん、お体も どうぞ大切に。
真備中学校の皆さん、happyさん いつもありがとうございます。
久しぶりだからか、また長くなってしまいました。
最後までご覧くださいまして ありがとうございます。心から感謝します。
新型肺炎も心配ですね。季節柄、お体大切になさってくださいね。
「ふるさとは遠くして木の芽 山頭火 句」草木塔 (210×295m/m) 種田山頭火 句
「分けいれば水音 山頭火 」草木塔 (210×295m/m) 種田山頭火 句 村上翔雲 書
以前 掲載させていただいた句ですが、書は 別のものです。よろしくご覧くださいますように。