こんにちは。
鉢植えの山芍薬が咲いています。
清廉な姿に また出会えたことが嬉しくて玄関先に置きました。
我が家のそばにある丘の上の薬師堂の桜の木は 大きくなり過ぎていて、大雨の時が不安だと 以前からご近所の方と話していました。
昨年の秋に 村から森林組合に頼んでもらって かなり短く切ってもらいました。土の部分が浅いので根元から伐採されたものもあります。
寒々しい眺めになってしまいました。一昨日の写真です。繁り過ぎた枝に隠されて長らく見えなくなっていた薬師堂が、下から見えるようになりました。
今年は 桜を諦めていましたが、残った枝から咲いています。
幹から直接咲いているような咲き方に いじらしくも思います。
小さな薬師堂のまわりには、ヒメハギが点々と固まって咲いていました。
スミレの花も少しずつ増えて、いなかの風景も季節を移しつつあります。
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県の森林公園のコブシの花を見たくて出かけてみました。3月の終わりで古いことですが、ブログに書き残しておきたく思います。
南へ進むと、桜がちらほら咲き始めていた頃でした。特別な季節ですね。山桜や咲き始めたミヤマツツジも色を添えて どちらを向いても柔らかな色合いの風景が続いていました。
今は 桜の枝々には若葉が萌え出してきました。時折淡い色の花びらがはらはらとこぼれ落ちてきます。
1月にコブシの蕾を見て花の頃を楽しみにしていました。
友人や家族と一緒に出かけて過ごすことも好きですが、ひとりで過ごしたい時もあります。緑深いところを歩いていると心が弾んできます。
メタセコイアの手前の白い花が満開の背の高い木。コブシの花が咲いています。 こちらの公園には、大きなコブシの木がいくつもあります。
おしゃべりをするようなコブシがかわいらしくて、見る度に自由な花と思います。
溢れるばかりに陽気な花から元気をもらいました。
森林公園のあちらこちらに、関西タンポポも咲いています。
下の写真は 我が家の側溝に咲いていた西洋タンポポです。
西洋タンポポはガクが開いているので、そこで見分けると聞きました。
ユキヤナギの横のレンギョウに向かって、ヒヨドリが飛び込んで行きました。すぐに花の蜜を吸っています。
藪の中で咲いているレンギョウが溝へと枝垂れていました。
レンギョウは、ほかの木に絡みつくものなのでしょうか。
ちょっと検索してみましたら、レンギョウに寄生するカズラがあると知りました。それがレンギョウを巻き込んで ほかの木に巻きついているのでしょうか。
ほかのレンギョウと あまりに様子が違い、山奥に入った時に見かける 人の手の加わることのない植物の寄せつけない険しささえ感じる姿でした。
公園の遊歩道沿いに植えられた植物は穏やかな印象ですが、本来は こうしたものなのかもしれません。健気にも思います。
小径を歩いていると、いっぱいに灯した淡い光のように ヒュウガミズキがふんわりと現れます。
高いところから鳥の鳴き声が聞こえてきます。
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いきなり話題が変わりますが、
仕事に使う集塵機が壊れたので、連れ合いが 湖東 (琵琶湖の東ですね。下見の時に私も一緒に参りました。湖東は広々と広がる美しいところで、菜の花が陽射しのもと あちらこちらで揺れていました。)の中古の機械を扱う会社で買ってユニックで運んで帰って来ました。ユニックは、クレーンの付いたトラックのことですね。1日レンタルをしました。
我が家の作業場まわりの写真です。薬師堂側の眺めとは違い、ここは 庭とはとても言えない 資材置き場のような感じに写っています。
ユニックの上で クレーンに2点吊りされている買ってきた集塵機は、3馬力 10kgのものです。
決して具合は悪くないのですが、ほかの手持ちの集塵機と合わせても 求められることに対する仕事量が少ないようですので、今後 壊れた40年ものの7馬力を修理して使うのか 迷うところです。
集塵機は、加工する鉄や 研磨する砥石から もうもうと舞い散る粉塵を吸い込みます。
地場産業の末端の我が家は、極零細ながら ものづくりの仕事をしております。
(と、澄ましていますが、このように ちょっとしたことで仕事が止まり、その都度 頭を抱えています)
今日もご覧くださいましてありがとうございます。
今週は久しぶりに寒さを感じましたね。どうぞお身体大切にお過ごしくださいね。
「おもしろや 今年の春も旅の空 芭蕉 句」(245×320m/m) 松尾芭蕉 句
「この道しかない 春の雪ふる 山頭火 句」(210×295m/m) 種田山頭火 句 再掲 村上翔雲 書