野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

蓮を育ててみる ( 種です)

こんにちは

最近は、エアコンを使わずに眠れます。昼間は かなりの暑さですが。

季節は 少しずつ進んでいるのですね。

 

サギソウが 咲いています。

確かに、小さな鷺が いくつも飛んでいます。いつまでも 眺めていたいかわいさです。
f:id:snow36:20180821144315j:image


f:id:snow36:20180821144342j:image

 

🌿🌿🌿

連れ合いが、蓮の種を手に入れたので(どうやら買えるようです) 、育ててみると言い出しました。  お盆の頃の ことです。

蓮の花が 好きだったらしく、以前から 時々その野望を語っていました。

確かに とても美しいです…   でも、かなり大柄な植物です。
f:id:snow36:20180817075644j:image

大譲歩して、  まぁ、ひと鉢くらいなら…

まさか池を 新たに作ったりしないでしょうし、種から育てる時期としては どうなのか。時期はよくても、うまくいかないことは多々あるわけだし。

くどくど 言ってはいけませんね。(ここまでで もうかなり くどくど言っていますか)


f:id:snow36:20180817081032j:image

硬い種です。

育て方を ネットで検索しました。

この状態で 長い期間(何十年というより何世紀とか それ以上ですか)経ってからでも、発芽するほど強固な種だそうですね。

かなり硬いので、仕事用の グラインダーで尖っていない方を削りました。

横からも見えた方が いいと連れ合いが申しますので、プラスチックのコップに 水と一緒に入れました。


f:id:snow36:20180817081550j:image

ころんとしていて、あまり期待できそうにありません。  翌日 水を含んだのか 膨らんだように見えましたが、それだけでした。

 

ところが 2日目に 削ったところから かわいらしい黄緑の芽が出てきました。   6日経つとコップから 出て来るほど、若い色の茎が伸びてきました。


f:id:snow36:20180817082647j:image


f:id:snow36:20180817135845j:image

細い茎を折ってしまいそうで、水を替える時は 恐る恐るやっております。

いい年をして どうかと思いますが、この辺りで コップから 目が離せなくなってきました。

おまけに、発芽率は 100%(一つ 出遅れた種もありますが 個性は責められません)。

それは それで、なんだか親の気持ちになってきました。

 

お盆の間、私たちは 何をやっていたのでしょうね。

 

今 次の作業を しております。なんだか楽しい気分です。

どうぞ うまく育ってくれますように…

地味な写真ばかりにお付き合いいただいて とても恐縮です。でも もう少し続けてみたいので、また後日 続きを書かせてくださいね。

 
f:id:snow36:20180820125558j:image

 

 


f:id:snow36:20180821150059j:image

  「猪もともに吹るゝ野分かな」江鮭子  (325×245m/m)        松尾芭蕉

 


f:id:snow36:20180821150856j:image

  「藪に花が咲く頃 心はくもる」(220×350m/m)  旅人かえらず(20)                   西脇順三郎 詩              村上翔雲 書

 

家事や仕事の合間を縫って ちら見してきた高校野球。楽しみと元気をもらいました。ありがとう。