野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

木槿 その小さな楽しみ

こんにちは

今日は、蒸し暑い一日でした。暗くなってから ベランダに出てみると、涼しい風に りんごに似た爽やかで ほんのり甘い香りを感じました。

最近は、秋の植物を見ることもあれば、夏の植物が ほうっと息をつくように、花を咲かせているのも見ることがあります。

 

我が家では、見つけたら 丸まった葉ごと摘んで捨て続けてきたハマキムシとの戦い(暑かったものですから…)の夏を越えて、木槿が 再び花を咲かせ始めました。


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大雨が降ったり、虫食いにあっても、負けずに育ってくれていたことが うれしいです。元気でいてくれて ありがとう。

時間が経つと、少し青みがかって。
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昨日 咲いた花。張りがなくなってさえも、優美な佇まいを残しています。

 


義母の鉢植えです。

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葉が美しいクリスマスローズに囲まれて、ヤブランが すっと 長い葉を伸ばして 薄紫の花が色を添えます。

優しく繁って 夏中涼しげでした。

 

古いお話で恐縮ですが、7日の金曜日に 連れ合いが 日本海側の舞鶴へ 釣り仲間「ぽんす会」の面々と 釣りに行きました。   波の高さ 1.5m。ちょっと こわい荒れようです。

そんな お天気に 船が出て、

そんな お天気に 合わない フカセ釣りを したようです。

 おかげで 釣果は ほどほどに無くて、家族でいただくのには 十分でした。

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30cmぐらいのサバと、20cmちょっとのアジが 2匹。

こんな時は、連れ合いが自分で捌いてくれます。わりと手早く 3枚に下ろして、アジは お刺身に、サバは焼きました。

盛り付けに 問題は残りますが、刺身はぷりぷりとしていたし、サバの塩焼きは しっとりして味わい深く おいしくいただきました。
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 ご覧いただきまして、ありがとうございます。


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  「へうへうとして水を味ふ」(210×295m/m)        種田山頭火




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  「欲度天空深幾許且観落葉沈水底・空のふかさは落葉しづんでゐる水」(160×235m/m)  種田山頭火 句・李芒 漢俳            村上翔雲 書