野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

条幅 ひとつの世界


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娘から花をもらいました。

いつも にこにこしている送り主をイメージするような鉢植えです。

 

今日は、条幅を2点ご紹介します。

条幅は、私の印象では 床の間を飾る書画というものでしたが、

 

父の作品を整理する間に、そういう言葉で括るものではないと気付きました。

 

人々に愛されてきた古典や詩を、幅が狭くて長いサイズに 緻密な構成のもと、神経を隅々まで行き渡らせ

心は 自在に書き上げる

 

書家自身の世界を 存分に表現する場であることを 漸く理解しつつあります。

 

夏らしい情景が浮かんでくる「石橙茶香…」

 

「四時逸興…」は流れていく季節を

 

 

漢詩の素晴らしさを 奥深い書の魅力で…


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