野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

琴引き浜 とっておきの休日は

「松かぜ松かげ寝ころんで」 (240×320m/m) 週末に 丹後半島の琴引き浜に行って来ました。 (この度は、勝手に番外編です。ちょっと長くなりますが、どうぞお付き合いください。) 時々お世話になる宿の部屋の窓からは、岩礁の向こうに 水平線が視界いっぱいに…

岩藤さん

「名もない草のいち早く咲いてむらさき」(240×320m/m) こんにちは 三年ほど前に、あるお豆腐屋さんから 小さな盆栽を三つ頂きました。 手のひらに乗る大きさの可愛らしさです。 それぞれ違った植物が こんもりとした苔に植え込まれていました。 名前も知らな…

仕事部屋にあるもの

こんにちは 父の仕事部屋に 資料を探しに行ったときに 以前から 気になっていた「ゴッホ」(講談社1995年)の画集と 小川国夫さんの「ゴッホ」(平凡社1975年)を持ち帰って見せてもらうことにしました。 小川国夫さんの本は 装丁も美しく、箱は画家最後の土地 …

条幅ひとつの世界 その2

こんにちは あじさいのつぼみを見ようとしたら、葉の影に かえるが座っていました。 ブログのタイトル画像に 潜んでいるのと同じかえるではないかもしれませんが、 あじさいが 更に生き生きと見えてくるから不思議です。 今日は、再び条幅をご覧ください。

夕暮れの窓辺で

こんにちは 今日は 強い雨が降っています。 昨日の空は、青から刻々と変化する夕暮れがきれいでした。 しばらくすると 雲の景色が変わり、日が落ちていきました。 当地の夕暮れも よいものですが、忘れられない夕日もあります。 かなり以前、友人とその日の…

条幅 ひとつの世界

娘から花をもらいました。 いつも にこにこしている送り主をイメージするような鉢植えです。 今日は、条幅を2点ご紹介します。 条幅は、私の印象では 床の間を飾る書画というものでしたが、 父の作品を整理する間に、そういう言葉で括るものではないと気付き…

近所に素敵な庭が多いのです

「雷とどろくや ふくいくとして花のましろく」 (240×320m/m) こんにちは 車でよく通る道沿いの庭に、この頃思わず目を留めてしまう花が咲いています。 掌を広げたほどの大きさの 白くて輪郭がはっきりした 美しい花。 庭の木々の隙間から、蔓を伸ばして そん…

季節が進んで

こんにちは 爽やかな日が多くなって来ましたね。 山の緑もくっきりして、空がとてもきれいに見えます。 泉州の水なすを 楽しめる季節になりました。調理をする時の 切り口の瑞々しさに 小さな幸せを感じます。 泉州に行ったこともないのに、語るのも厚かまし…

月がきれいですね

こんばんは辺りが 明るく見える夜ですね。白く光る月を見ていると、 離れて暮らす家族や友人の声が聞きたくなります。一緒に 今を過ごしたくなります。 「どこかに月がある山の線はっきり」 (240×320m/m) 「ふるさとは遠くして木の芽」 (240×320m/m) 村上翔雲…