野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

山深く水仙のお寺に参る

こんにちは。

お天気のよい火曜日に半日お休みをもらい 水仙が見頃と聞いたお寺へ参りました。

暖かくなって、道沿いの白木蓮が満開となり端麗な花姿を見せています。

 

山の中深く進んでいくと、駐車場の辺りから 黄色の帯のように咲き並ぶ 水仙の花が見えてきました。

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こちらは 曹洞宗 達身寺です。

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本堂は工事中で、チャイムを鳴らして受付していただきました。

 

まずお参りをさせていただきました。

ご本尊は、阿弥陀如来坐像。寄せ木造りの阿弥陀如来さまは金色で お召しの黒い法衣は漆塗り。穏やかでゆったりとしたお顔立ちで 鎌倉初期の頃の作とのことです。

照明を落とされた薄暗い建物の中では、左右に 十一面観音如来坐像と薬師如来坐像が並ばれて 2m70cmのご本尊を間近に拝見すると その偉容を感じます。

 

「お参りが終わったら、境内の水仙を見て行って下さい。かたくりの花の群生地は今年は公開していませんが、こちらでも少し咲いています。」と言っていただきました。

 

いただいたパンフレットによると、達身寺の歴史は古く よくわかっていないことも多いそうです。

古文書が残っていないので、元々のお寺の名前もわかっていないことや、

写真は撮ることはできませんでしたが、ひとつのお寺に 本尊仏や兜跋毘沙門天が複数躯おられて、さらに たくさんの木彫の仏像がおられること、

明智光秀丹波を平らげた(攻め込んだとも…)ことにより、僧兵が多くいた大寺院であったと伝えられるこの寺が焼き落とされる前に、谷へ運び出された木彫仏が そのまま放置されて朽ちてしまったとの寺伝など。

 

こちらでは、県と市の文化財に指定されている貴重な木彫の仏像を公開されています。

さまざまな時代を経たこちらのお寺の 長い歴史を思います。お顔もはっきりとわからなくなったいくつもの木の仏像は、どんな風に 世の移り変わりをご覧になってこられたのでしょう。

ゆっくりと拝観させていただきました。

 

建物の裏手に回ると、かたくりの花が咲いていました。一面に咲いていても、一輪でも この花から受けるのは しんとした閑寂。

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境内に進み、斜面を段にして植えられた水仙を拝見します。懐かしい甘く清涼な香りがしました。とは申せ、ヒノキの花粉症なので マスクを時々外すだけです…。     

花の香りに どなたも思い出をお持ちでしょう。

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水仙のそばにも かたくりが少し咲いています。

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水仙は、段の上から流れるように並んで咲いています。全体を写せませんでしたが、風に揺れる黄色い花が 一斉に南を向いて笑っているようで愛らしく思います。
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ミツマタ

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和紙の材料であったのを父が好み、この季節には ミツマタが実家の庭をほんのり明るくしてくれていたことを思い出します。

 

田んぼや畑が多いので、遠くでヒバリの鳴く声が聞こえます。

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散り敷く山茶花が 地面をくすんだ桃色で被っています。
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山茶花の木の下は 沈丁花が静かな満開に。f:id:snow36:20200326200438j:image

優しい香りに ふんわりと空気も染まります。

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こちらのお寺は、去年の今頃伺った かたくりの群生地から ほど近くの場所です。

先程 達身寺でお聞きした かたくりの群生地は、今年は コロナウイルスの感染拡大を避けるために公開されていないそうです。

かたくりの群生地の前を車で通りましたが、野外ながら保護されて固く施錠されていました。

外からは 見ることはできません。

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こちらは去年の かたくりの群生地の写真です。木立の向こう、林の開けた斜面に今年もおそらく群生しています。

 

 

🌿🌿

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先日 書かせていただいた ネモフィラ・ペニーブラックがよく咲いています。年末に西宮の北山緑化植物園のショップで 一目惚れしてしまい買ったものです。こちらの植物園は今は、園内ガーデンだけ公開されているそうです。


ネモフィラ・ペニーブラックに恋い焦がれて - この曲が心地よい!

ニナシモネさんは、私よりずっと詳しいペニーブラックのお話を書かれていらっしゃいます。

他にもいろんな植物を育てておられます。

果樹からは、自家製のコンポートやジャムを。ラベンダーからは、ラベンダーハンドルを作られたり。

音楽にもお詳しくて ジャズのお話などを興味深く拝見させていただいています。

ブログのお名前のニナシモネさんは、もしかしたら、ニーナ・シモーヌからだろうかと勝手に思いもいたします。とても おしゃれな方です。

ニナシモネさん、楽しいお話をいつもありがとうございます。

 

 

今日も ご覧くださいまして、ありがとうございます。

 


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「行く道のかすかなる鶯の音  順三郎の詩」(210×300m/m) 旅人かえらず 15  西脇順三郎

 


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「期待

噫 真理の探求者 新生活の開拓者  勇ましい君の前には つねに不可知と危険とが待伏してゐる  砕花詩抄」(300×200m/m)  富田砕花 詩         村上翔雲 書

 

ヒヤシンスの香り。

こんにちは。

こちらも 数日で暖かくなりました。


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近所の病院のミモザがきれいに咲いていました。

ミモザの根元には、クリスマスローズが 風に揺れています。

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最近は 家族のことばかりで恐縮ですが、義父が新しい環境にまだ馴染めないまま体調を崩したらしく、病院へ一緒に行きました。

感染症の影響で 施設でも家族の面会が制限されていて 義父にずっと会えていませんでした。

生理食塩液の点滴をしてもらって 少し楽になったようなので、義父は また施設へ戻りました。

送り迎えを施設の介護車でしてもらいました。ありがたく思います。

今は、熱も下がって落ち着いているようです。

 

🌿

義父が施設へ戻るのに付き添った後、帰りに先日行ったカフェに立ち寄りました。

我が家から 義父のところまでの途中の公園にあります。

席に着くと、優しい甘やかな香りが微かにします。青磁色の小さな花挿しからでした。

見渡すと、壁際のいくつかのテーブルにだけ 今朝摘んだばかりというような白いヒヤシンスの花が活けてありました。

最近 ブログに載せていらっしゃる写真を拝見して、地植えのヒヤシンスも素敵だなと思っていました。
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私も 楽しいを探してみましょう。


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でも 食べるも大切。気づくと もう夕方になっていたのでした。素朴な春のグラタンが 温かくて嬉しかったです。

 

🌿🌿

一昨日 実家の草引きと、剪定(と申してよいのなら…)を少ししてきました。

実家の藪椿の枝が混み入り、美しかった花色もぼやけて花の形も崩れていましたので、初めは遠慮しながら、だんだん思いきり 切って、切ってを繰り返しました。多分 チャドクガの出てくる前に間に合ったと思います。

 

妹が椿か山茶花だと思うと言いながら ふたりとも咲いた花を知らない大きな木は、空に向かって広がっています。

ひとりの気楽さで誰にも遠慮なくノコギリまで取り出して、太く育った枝を払いました。うまく切れなくて 裂けてめくれた樹皮の内側はピスタチオのような曇りのない若草色。実家のこの木を毎回私が粗雑に切っていることを思うと 都度心が揺らぎます。

 

とりあえず見苦しくないぐらい(とはいえとてもお見せできません…) になった頃に 帰る時間になり、切ったものを纏めて持ち帰りました。驚くほどの嵩になりましたが、まだ半分も終わっていないので 近いうちに来ようと思います。毎回ちょっと疲れるのもよいことかもしれませんね。

 

こちらは、実家に咲いていた花韮f:id:snow36:20200319144058j:imagef:id:snow36:20200319144219j:image

花韮は 自然に群生するものなのに、わざわざ買って 我が家に植えてみたブルーカーペットアフェイオンは、カーペットどころか まだひとつしか咲いていません。

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葉は やはりニラのにおいがします。お花ってかわいらしいですね。

 

🌿🌿🌿

おかげさまで このブログも先週3年目に入りました。丸2年経って、漸くたったの125記事だけですが、それぞれを思い出深く思います。

それでも 振り返ってみると、タイトルだけでは中身がわからない作りをしているために、少ない数ながら自分でも何を書いていたのか忘れているものもあります。相変わらず誤字も思い込みも多いことです。

私がブログを書き出した頃に ご覧くださった一人目の方は もうかなり以前にブログをやめておられますが、あなたのブログは素敵ですと書き込んでくださったことが こよなく嬉しく心に残っています。

これが私の歩く速さなら、私には それで十分なのかもしれません。

たかだか2年の しかも時々しか更新しないブログですのに たいそうな申しようでお恥ずかしいですが…。

そんな拙いブログにおつきあいくださる皆さまに 心から感謝いたします。おかげさまで 楽しんで書いております。

どうぞ これからもよろしくお願いいたします。

いつも ご覧くださいまして、本当にありがとうございます。


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カフェのお迎えのクリスマスローズ

 

こちらでも うぐいすの囀りが聞こえるようになりました。

 


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「手をあわすれば洗われてゆく ふしぎな(る)この世かな かたじけなきぼんのうの世かな  重吉の詩」重吉詩稿 純情を慕いて より (190×300m/m)  八木重吉

 


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「無」(50×65m/m)  額装  

  
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「無」の裏面  「昭和五十六年秋 鳥 村上翔雲 書  印」

 全て 村上翔雲 書

 

 

 

 

高原を歩いてみれば。砥峰高原の早春

こんにちは。

暖かかな日が続きましたね。お元気でいらっしゃいますか。

 

午後からお天気が崩れると聞いていた土曜日に 砥峰(とのみね)高原へ行って来ました 。

兵庫県神崎郡神河町(かんざきぐん かみかわちょう)にあります。

こちらへは、一昨年の秋に ススキ(茅)を見に行ったことがあります。

 

山を細かにうねるカーナビのカーブをたどるように 車は登っていきます。

この時期は、見られるものも少なく 管理棟も閉じられていて 訪れる人も多くはありません。山焼きも まだ先のようです。

曇った日で、杉の花粉がたくさん飛んでいるのか、小雨が降っているのかもしれません。 高い山が霞んで見えました。

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着いた高原は、頂上が 広々とした草原になっています。 季節になると、高山や野原のさまざまな植生に出逢えます。

前回来た秋には 、フジバカマ、ウメバチソウ、イタドリ、アキノキリンソウ、アケボノソウ、ダイモンジソウなどが咲いているのを見ました。

今は雪があちらこちらに残っています。f:id:snow36:20200313180120j:image

 

高原の入り口には 柵が立っていましたが、柵の横から入るようにとの札が掛けてありました。

遠目には 柔らかな金茶色で、近づくと白っぽくくすんだ榛色の細くて薄い枯れ葉が山を被っています。今は 花はまだ咲いていません。f:id:snow36:20200313181906j:image

時々歩いている人もいますが、ひっそりとしています。
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湿地に木を連ねた道を歩いていくと、赤茶色の土底を見せた小川が流れていきます。f:id:snow36:20200313180335j:image

雪が残っているので、植物と同じように多分生き物も見当たらないだろうと のぞき込むと、水の中には イモリが歩く様子や 小魚が泳ぎまわる姿が見えました。f:id:snow36:20200313180439j:image

生憎の曇りの日で とても見えにくいですね。

時々、ススキが底からめくれるように黒い土が 粗っぽく掘り返されたところがありました。猪かもしれません。(写真を撮り忘れました)

色の少ない時期です。f:id:snow36:20200313180503j:image

花粉症なので あまり深呼吸はできませんでしたが、ここは標高810mほどのところです。ひんやりとした空気が 爽やかでした。

トイレも閉まっていましたので、早々に帰りました。

 

こちらへ来るまでの道路に 鹿猟師さんたちと思われる人々が トラックを停めて斜面を見上げておられるのを何度か見かけました。

 

道沿いに ミツマタが連なって、雪のようにつぼみをつけています。

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お話が変わりますが、

コロナウィルスの感染の広がりで、私も時々出掛けて自然の美しさを楽しませていただいている丹波市にも 感染された方がおられると報道されました。

丹波市は たいへんな目に合われていることだろうなと思い、状況はどうかと検索してみると、地元紙 丹波新聞に 県立丹波医療センターの 見坂恒明先生 (県立丹波医療センター 地域医療教育センター長 感染症専門) の3月10日の談話として記事が載っていたので拝読しました。

皆さま ご存知の内容が重複するかもしれませんが、

一部抜粋させてください。

 

 

 

***

「 まず、感染者と、有症状患者の違いを説明する。

先ほどから「感染者」と言っているように、当該感染者 (※丹波市の感染された人のことです) は、発表によると、感染はしているが、症状がない状態で検査を受けている。

発熱や咳、くしゃみなどの症状はない。

発症している人と比べると、飛沫感染は生じにくく、起こるとしたら接触感染。格段に他の人に「うつす力」は低いと思われる。

当該感染者は、症状はないのに、大阪の感染者が多数出ているライブハウスに行っていたからと自ら検査を受け、陽性になったと推測される。

ライブハウスには全員の顧客名簿はないだろうから、観客の追跡をしようがない。症状がないので黙っていたら分からなかったと思う。」

 

「(私たちに)できることは、手洗い、うがい、咳エチケットなどの感染症対策。

有症状者は新型コロナに関わらずマスク着用を。多くの人が訪れ、空気が入れ換わらない空間に長く滞在しないよう気をつける。その他は、感染者が確認される前と同じで良い。」

「自分や家族が感染しているかも と過度に心配し、疑わないこと。」

 

「感染者が今後どれくらい増えるかは分からないが、不幸にしてウイルスに感染した人が、全員無事に退院できるよう、できうる最善の治療を行う。感染者でも患者でもない住民のみなさんは、かかった人を差別しないでもらいたい。

悪いのはウイルスで、感染した人は被害者なのだから。

感染が疑わしい時は、保健所に電話相談してほしい。保健所の指示の下、当院に受診してもらえれば、一般の方の交わらないところに感染症用の診察室を設け、体制は整えている。」

 

**

これは 理由があって検査に至ったお話で、思い当たることがなくて なんとなく心配というだけでは検査はできないかもしれませんが、

感染症専門の先生の率直なお話は、近隣でも噂や情報が錯綜する中でしたので 改めて踊らされてはいけないと思うものでした。

「専門家が怖いと言うのは、未知のウイルスで全容がいまだに解明されていないからだが、分かったことも多く、分かったことを頼りに最善を尽くす」ともおっしゃっていました。

 

いつか沈静化する日が来て、感染症や感染してしまった人のことを殊更に取り上げられなくなる時になったら、こうしたことは忘れ去られてしまうのでしょうか。

過剰に反応するのもいけないですが、無関心になってしまうこともいけないのですね。

私も落ち着いて、手洗い うがい マスク (もはや 見よう見まねの手作りです) 換気や 体調管理など基本的なことに気をつけるようにしていきたいと思います。

 

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去年植えてみた 黄花節分草が ひとつ咲いています。つぼみだけを起こして立ち上がってきました。

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日当たりが朝だけだからか、一度にひとつしか咲いてくれません。手入れの問題なのかもしれないですね。

 


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こちらは、もう少し咲いたらまた書かせてくださいね。ペニーブラックです。

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ご覧くださいまして、ありがとうございました。

 


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「山ふかく 蕗のとうなら咲いてゐる  山頭火 句」(120×160m/m)  種田山頭火

 


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「石刻む 音のしたしくて石刻む  山頭火 句」(530×690m/m)  種田山頭火 句     村上翔雲 書

春の芽吹く道を歩く。

こんにちは。

前回は、義父のことでお気遣いいただきまして、ありがとうございました。

今は 感染症対策のために制限があり 面会はできないのですが、おかげさまで義父も落ち着いて過ごしているようです。

 

畔焼きの跡に  頭が焦げたようになったつくしを見つけました。

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今年は思ったほど出てきていないようです。

ナズナは、すっかり伸びてよく咲いています。

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可憐なオオイヌノフグリは、夕暮れ時で花は休んでいました。小さな世界なら 素敵な花束ができそうですね。

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この花は 星の瞳とも呼ばれることを知りました。

そして、ほんのりと薄い赤紫のイヌノフグリは もう見かけることはなくなってから久しいのを寂しく思います。


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畔の水路に巻き貝をたくさん見ることができます。カワニナでしょうか。ここはコンクリートで固めてありますが、夏には蛍が見られます。

いなかの道を歩いていると、静かな季節の巡りを楽しめます。

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義父の健康診断と 他の家族の治療で 2日続けて行った近所の病院の待ち合いには、

待ち時間のブランケットの貸し出しの棚に かわいらしいポスターが。

ブランケットの貸し出し期間・・・「春が来るまで」。

雪だるまがにっこりしていました。

義父の健康診断は、飲み込むことが難しいので誤嚥が心配ですが、内臓の数値に関しては私たちより良好かもしれません。 私たち自身をちょっと反省です。


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手作りのマットや ちょっと嬉しいカップとソーサ。絵付けの古い洋食器のコレクションが並べてある飾り棚。
近くの公園の中に昔からあるカフェは、天井扇が長閑に回る高い天井と 掃き出し窓から明るい陽が入る広い室内が 懐かしさを感じるお店です。

ほどよく配されたテーブル席には、素敵な中折れ帽子をかぶった雰囲気のある方が 背に日差しを受けて新聞を読んでおられたり、横のテーブルでは 遅めのお昼をご夫婦がゆっくり楽しんでいらしたり。

小さな音でシャンソンが流れています。


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郊外と言うよりも 山の中。時々こちらに伺って ひと休みをしたくなります。

 

 

 

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少し前のことですが、時々伺うお店に 久しぶりに行ってみました。

海から遠くに住んでいますので、魚料理をいただきたくなります。

おすすめのお刺身の盛り合わせと、ガシラ (ガシラとは こちら関西の呼び名で カサゴのことですね。ガシラの「シ」が少し高い言い方でしょうか)のお造りをお願いしました。

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右上のカンパチは 明るい桜いろをしていました。新鮮な魚は香りも爽やかで美味しいですね。イカはタルイカで、こちらも食感がよくて張りがあります。

 

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根魚のガシラは、いかつい顔立ちながら 透明感のある身は繊細で優雅ささえ感じられるお味でした。お好きな方の多いお魚ですね。


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ガシラのアラで お澄ましも作っていただきました。小さめの魚でしたが、よいお出汁が出ています。

 

お酒をいただき、ささやかな記念日に感謝して乾杯しました。
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お店のご主人から、めかぶとなめこのおひたし、そして 酒盗クリームチーズ和えをサービスしていただきました。クリームチーズで角のとれた味わいの和え物の上には、アロエの薄く切ったものがあしらってあります。

めかぶは 若々しい萌黄色。シーズンはこれからですね。こりこりとした食感と あっさりとした味付けが嬉しいです。

こちらは時々しか伺えないのですが、いつも優しく迎えてくださいます。

 

 

 

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秋に植え替えてしばらくしたら、山芍薬が萎れていなくなりました。枯らしてしまった!と慌てましたが、

枯れてはいませんでした。1ヵ月ほど前に そっと土をどかしてみると、新しい芽が出ようとしていました (休眠していたのですね。起こしてしまってごめんなさいね…)。

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これとは別に 去年買い足した株の方は、蕾を抱いて萌え出てきました。

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冬の寒さは十分ではありませんでしたが、鉢植えの土の中でも 循々と春を迎える支度がされているのですね。

 

いつも ご覧くださいくださいまして、ありがとうございます。

 

 


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「よくみれば薺(なずな)花さく垣根かな  芭蕉 句」(続虚栗) (325×245m/m) 松尾芭蕉

 


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「春の雪 冬の雪には叶わぬを  峰夫の句」(Ⅷ天体) (195×300m/m)  石井峰夫 句     村上翔雲 書

 

 



春の声

こんにちは。

暖かい日が続いた後に 厳しい冷え込みが続きますね。お元気でいらっしゃいますか。

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ようやく 我が家のクリスマスローズも咲きだしてきました。

 

2週間ほど前から、義父と実の父とについてのことが 偶然に一緒に動き出して、気ぜわしい日を過ごしていました。

義父は 今までお世話になっていた施設から 今の状態に合った施設へ移れることになりました。

前もって希望を出していましたが、やはり3年は待ちますので、前の施設を利用しながら平行して申し込んでいました。


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義父の手続きをするため、私の父のこと(作品)については 名筆研究会の先生方と妹に任せきりになってしまいました。

義父が次の施設に移ることが決まると、細かな打ち合わせ、市役所、新しく買いそろえるものといった用事を出来るだけ早く済ませました。

そして 7年お世話になった施設からの引っ越し。(長らく 義父を大切に介護してくださって ありがとうございました)

義父は 新しい環境に慣れるのに時間がかかりかわいそうになります。施設の方のお心遣いがありがたく思います。


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日差しの恵みが優しい季節。これからお世話になる施設の 大きな枝垂れ梅が迎えてくれました。紅白の梅の豊かな香りが辺りに広がってゆきます。

今までお世話になったグループホームには、とてもよくしていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。

義父が 新しい環境で落ち着いてくれますように。

動きにくくなってきた高齢の義父母の日々が、穏やかに続いてくれればと思います。

 

私の父の作品のことは いずれお話できるようになれば、ブログに書かせてくださいね。

 

🌿🌿

時間を見つけて、暗い灰色のぼこぼこと耕された畑のそばを歩いていると、夕闇迫る頃に 空高いところからヒバリの囀りが聞こえてきます。

カラスが何かを啄んでいます。カラスのいないところには、カラスより小さめの鳥が集まっています。

家の回りで強い鳴き声を聞くことが多いので、ムクドリなのかもしれません。

椋鳥。

母屋の本棚に、古い「ひろすけ童話」があります。義母が 小さかった連れ合いと弟に読んで聞かせた本です。

懐かしく思って手に取り開いてみました。「泣いた赤鬼」の後に、「椋鳥の夢」が続けて載っています。ご存じの方も多いでしょう。

椋鳥の子どもが お父さんと 古い栗の木にある洞の巣の中で 冬を過ごしている様子が、素朴で丁寧な言葉で描かれています。

お母さんは もういないのです。

「お母さんは どこに行ったの」尋ねても お父さんは答えてくれません。

寒い冬の夜、椋鳥のお父さんと子どもは寄り添って眠ります。

 

作者の浜田広介さんの文章は、うつくしいです。

細かな説明はなくとも、行間から静かに流れる文字にはならない物語を 自分なりに感じ取る楽しみがあります。


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こちらは、時々お願いする うさぎ薬草さん 高橋克弥さんの ハーブティーです。

ベル アメールの『スプーンショコラ』は最高にフォトジェニック ~2020年バレンタイン日記 - うさぎ薬草 another garden

 

ちょっと写真が暗くなってしまって見づらいのですが、

左は、感染症撃退ティー。娘に送ってみました。
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レモンマートル、エルダーフラワー、シベリアンジンセン、ローズヒップエキナセアレモングラスリコリス、タイム、マロウブルー 。   

9種のハーブがバランスよくブレンドされていて、おいしくいただいているようです。

 

上の写真の右は、白茶とホーリーバジルのブレンドティーです。

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いつも 同じようなご紹介になって、お恥ずかしいのですが…

以前 トゥルシーのお茶をいただいたとブログに書いたら、「それは ホーリーバジルですよ。神聖なハーブです。甘い味がしたでしょう。」と教えてくださいました。

淹れる前の茶葉からは、南アジアを思い浮かべるアニスのような甘い香りがほんのりとします。

「まずは1分の抽出時間で飲んでみてください。」と書かれてありましたので、

1分お皿を被せてから いただいてみました。

ホーリーバジルは、白茶の品の良さと合わさると、香りがほどよく立ってお味も優しく ゆったりとした気分をいただけます。自然の甘味が穏やかです。心まで潤うように思います。 

1分蒸らすだけで 美味しくいただきました。しばらくして お代わりを淹れてみましたら、より 馴染んだ味わいに感じられました。

変化を楽しめます。

いつも感じることですが、とても丁寧にブレンドされていらっしゃるのだなと思います。おうち贅沢ですね。 

毎回 お試しのティーバッグのサービス品も入れてくださっています。この度は「黒豆とジンジャーの香ばしブレンド」と「雅 ーmiyabi」。週末に ゆっくりいただいて楽しみたいと思います。

 

高橋克弥さん、いつもありがとうございます😊

 

 

もうひとつ おつきあいください。

金柑の焼酎煮を時々作ってみます。

嬉しいお言葉をいただきまして、ありがとうございます。

ただ、昔々に買いました「 NHK今日の料理」に載っていた作り方だけしか知らないので 何かを知っているとは言えない料理知らずなのです。


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作り方だけで、作り置きが夕べの肴になってしまいまして たいした写真がありません…。そんな私でも 簡単に作れます😊

 

1. 金柑 500gは よく洗ってヘタを取り、5〜6本切り目を入れ、竹ぐしで種を取り出す (種をすべてきれいに取り出すのは難しいですので、適当で)。

2. ホウロウか ステンレスのお鍋に 金柑を入れ、焼酎 2カップを加えて クッキングシートなどで落としぶたをして、弱火で40分ほど煮る。

3. 砂糖250gを加え、再び 30〜40分 ゆっくりと煮含める。 (アルコールは抜けます)  1240kcal

 

何日か経った方が お味が馴染んで美味しいですね。暖冬の今年は金柑もそろそろ終わりでしょうか。遅ればせの記事で申し訳ありませんが、お役に立てば嬉しく思います。


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寒い日も、暖かな日も、お雛様 楽しそうですね。

 

いつも ご覧くださいまして、ありがとうございます。


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「忘るなよ 藪の中なる梅の花   芭蕉の句」初蝉  (325×245m/m)  松尾芭蕉


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「第三の邦  耐へずして むしろ孤獨をよろこべる汝の霊魂をして ゆめ再びかの喧騒をこととする群盲のなかに趣かしむることなかれ  砕花 詩抄」(300×200m/m)   富田砕花 詩    村上翔雲 書

 

野に咲く小さな星。節分草 spring ephemeral

こんにちは。

今週は、寒い日の翌日に暖かな日が来て、着るものにも迷いました。

お元気でいらっしゃいますか。

 

前回は、娘のことで ご心配いただきまして、ありがとうございました。いただいたコメントを娘に伝えましたら、私のことでこんなに言っていただいて と、とても感謝しておりました。

もう大丈夫とは まだ言えないのかもしれませんが、おかげさまで元気をいただいて 気持ちがしっかりとしてきました。

改善をしていただくよう 話をしてみたそうです。

人手が足りないので 難しいようですが、自分の思いを伝えることも大切ですね。

本当に ありがとうございました。

 

🌿

兵庫県丹波市は、我が家から車で1時間少しの所で、自然豊かな里です。

以前 丹波市の かたくりの花や 梅花藻(バイカモ)の花のことをブログに書いてみたことがありました。

さらに、年明けに書かせていただいた鹿肉料理の無鹿リゾートさんも 丹波市にあるお店でした。

先日 気象予報士天達武史さんが 丹波市に来られて講演されたそうですが、ここは 今となっては 春から秋までは亜熱帯だとのお話があったそうです。

15年ほど前には、この時期は雪のために車もゆっくり走るしかなかった所ですが、今は南の方なら 雪で事故が起こることは ほとんどないように思います。

 

🌿🌿

前置きが長くなりましたが、

今日は、丹波市に自生する せつぶん草のお話におつきあいください。

月曜日に神戸新聞の記事で せつぶん草が咲き始めたと知りました。いつもより早いそうです。

地元の皆さんが開かれる 23日の せつぶん草まつりの催しも、今年は場所によっては早倒しになるところもあるとのことでした。


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お天気のよい昨日 休みをもらって 出掛けてみました。

(後で少し触れますが、この数日前の雪の日にも行っています…)

 

こちらは 丹波市青垣町小倉「森のせつぶん草」という群生地の写真です。集落で管理されているそうです。

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青垣町の自生地は、4ヵ所開放されていると聞いています。

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せつぶん草(セツブンソウ)は、環境省レッドリストで 準絶滅危惧種に分類されています。兵庫県レッドデータブックでは、Cランクになっているとのことでした。

山野草は 清楚で可憐な花姿のものが多いですね。拝見させていただいていると、そこに相応しい花が咲くことに思いを致します。
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よく見ると、木陰に寄り合うように咲いています。

 

納得して、帰り道におられた方々にお礼を言って通り過ぎようとすると、

「あっちに たくさん咲いとるよ。」

教えていただいた所を曲がると、民家の敷地になっています。失礼しますと言いながら、入らせていただきました。

突き当たり、山からの斜面に続く120cmほどの高さのところに咲いていました。

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一斉にこちらを向いて群生していました。

お花の状態も 本当に良いものとわかりました。元気に咲いています。

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5枚や6枚の 白い花弁に見えるところは、萼なのだそうです。
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薄く白い萼に包まれた紫青は 雄しべの葯。

そして 本来の花弁である点々と丸く連なる黄色の蜜腺の愛らしさも相まって、花は素朴で清らかな趣を見せます。後ろから花を包む白みがかった葉も花をより優しく見せているように感じます。

ふと気づくと足元にも咲いていました。
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そちらのお宅の奥さんが、どちらから来たの、そう、車で1時間以上かかるね などと優しく話しかけてくださいました。

せつぶん草はかわいいですねなどと話しているうちに

コーヒーを入れて勧めてくださいましたが、次第に 他のお客も何人か来られたことでもありましたので、他の方がいただくだろうと思いお礼を申して帰りました。

(お庭とおうちとを何度も行き来してコーヒーを出してくださいました。もう少しお話をお聞きしてみたかったです。もしかすると義母と同じくらいのお年の方だったかもしれません。お心遣い 本当にありがとうございました。) 

 

 

もうひとつ、自生地に行ってみました。

「遠阪せつぶん草」というところです。f:id:snow36:20200222095853j:image
こちらも山の中に 陽だまりを作って花を保護されています。

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こちらはより山の傾斜もあり 木の根元にひっそりと咲いています。

どの花も お日さまの差す方へ 顔を向けていました。

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自生するものだからか、ロープで仕切られている場所だけではなく 歩道の向こう側の山の斜面、石の間でも咲いていました。

 

 

🌿🌿

実は、寒いとの予報でしたが その4日前の火曜日に用事のついでがあったので この度と同じ場所へ既に行っていたのでした。f:id:snow36:20200221220242j:image

自動車道に入ると、カーナビがこの先でチェーン規制があると伝えました。40分も走れば降りる私には関係ありませんでしたが、久しぶりに聞きました。

山深くなるにつれて 晴れ間も出ますが、雪が降っています。

雪の日に感じる 誰もいない閉じた空気を纏う眺め。

 

 

初めて参りましたが、道沿いに目印の札が立てられていてわかりやすいです。

多分どちらの群生地でも 花の保護のためにされていると思いますが、入り口に備えられた箱や竹筒に 思い思いにお金を入れます。

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小さな花ですので、雪や雨に当たると多分見えづらくなると思ってはいましたが、本当に どこに咲いているのかわからずに、しばらく傘の下で眺めていました。

 

木の根元に咲いているのが少し見えました。

冷たい雪に当たって、花はすべてうつむいていました。それでも静かなところで花を拝見してみたかったのです。

透き通る花は、今にも雪の中に融けてゆきそうにも見えました。

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🌿🌿🌿

被災地の報告~真備中生徒の防災新聞12 | happy-ok3の日記

災害の警報が鳴ったら親とどうするか話す。

避難前 自分に出来る事

・一人で逃げれない年寄りの人を先に避難させてあげる。

・助けを呼ぶ  等々

入試が続く合間を縫って プレハブ校舎での授業の続いた学校のお引っ越しだったのですね。

 

被災地の報告~真備中生徒の防災新聞13 | happy-ok3の日記

「あの日、少しでも早く逃げていれば。今回被災して 改めてその大切さが身に染みてわかった。」

中学生が経験されたことを ひとりひとりの生徒さんが新聞にまとめられています。

 

真備中学校の皆さん、happyさん いつもありがとうございます。

 

🌱🌱🌱

娘からクラスの子どもたちの制作の写真が4、5日前に送られてきました。

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何本かまとめて握った綿棒に 絵の具をつけて 柄を作ったそうです。これは、後日お雛さまの着物に仕上げます。

まだ小さいので、途中で飽きてしまう子もいるそうですが、他の日にまた続きをします。制作の時間は とても静かになるそうです。

この日は お休みの子どもさんもいて、クラス全員の分は揃っていないようでした。

娘にとって、遅出の時に「せんせい きちゃ(来た)」とにこにこして迎えてくれる嬉しさは格別なのだそうです。

 


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「朝露しっとり行きたい方へ行く  山頭火 句」(130×185m/m) 種田山頭火 句   再掲

 


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「竹林のしづけさにゐて雪の韻   三樹彦の句」伊丹三樹彦 句

 


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「過去はすでに存在しない  未来はまだやってきていない  あるのはただ現在だけである    トルストイの言葉」トルストイ      村上翔雲 書

 

いつもご覧くださいまして ありがとうございます。

須磨の海。眠る小さな黄花

こんにちは。

また暖かい日が続きますね。

長く蕾のままだった姫リュウキンカが 暗い色の葉の間から艶やかな山吹色の花を咲かせ始めました。

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我が家のクリスマスローズは 建物の北側になっているためか なかなか花を見ることができません。

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それでも、雨あがり 咲き初めの柔らかな面差しに、誰の目に留まらなくても優美に咲く植物の清閑を感じます。

 

 

🌿

雲の少ないお天気に誘われて出掛けてみました。 こんな日には、須磨は明るい海が臨めます。

西に向かって走っていると、駐車場を見過ごしてしまいました。

国道2号線の右は、山陽電鉄、左にJR神戸線。その向こうに、須磨の海が広がっています。

2国とふたつの電車の線は、着いたり離れたり、入れ替わったりして続いていきます。

 

Uターンはできませんので、しばらく海を眺めながら走ります。

リュックを背負ってランニングしている人をよく見かけました。神戸マラソンのコースでもあるのですね。

 

漸く 向きを東に戻して 須磨浦公園に入りました。

高いところからの眺めを見たくて、ロープウェイなどで展望台まで登ります。



東は、須磨の海岸から大阪湾まで見渡せます。

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長閑な海には、筏の形をした海苔の養殖場が  広がります。

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暖かな日差しが 潮の目を緩やかに照らしています。

 

 

西には、須磨や垂水の街並みの向こうに 淡路島。明石海峡大橋の白い吊り橋の姿も美しいです。

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またロープウェイに乗って下に降りて、公園を少し歩いてみました。暖かで 凪いだ海がきらきらと陽を受けています。f:id:snow36:20200213230307j:image

子どもの頃に、遠足で何度か来たことを思い出します。昔のバスの遠足は少し苦手でした。

海辺に電車の通過する音が とても懐かしく心地よく聞こえてきます。。

山陽電車は少し低い音で かたんことん と。

JRは、普通電車、快速、新快速と 貨物も走っていますので さまざまな音を立てて行き過ぎます。

 


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「春の海 終日(ひねもす)のたりのたりかな  蕪村」与謝蕪村 句   

説明書きによると、没後200年を記念して 山形県酒田市 本間美術館蔵の「蕪村自筆句稿貼交屏風」からの模刻による句碑とのことでした。

父の書のブログでもあるので (いえ、本当はこれは父の作品のブログでした…)、句碑があれば拝見します。

正岡子規高浜虚子の句が一緒に刻まれた碑などもありましたが、もうひとつ載せさせてくださいね。

 

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「蝸牛 角振り分けよ 須磨明石  芭蕉 句」松尾芭蕉

説明書きによると、ここは 昔の摂津と播磨の国境なのだそうです。

 

 

 

🌿🌿 真備中学校の防災新聞

happyさんは、多くの被災されたところが復興されていく過程を つぶさに記録されています。

実際にあった心温まるお話にも 感動いたします。

被災地の報告~真備中生徒の防災新聞10 | happy-ok3の日記

「明日のために」明日、災害が起こると知っていたら。

・すぐに逃げれる準備をする

・近所の人や友達に知らせる

・ケータイを充電する  など。

被災地の報告~真備中生徒の防災新聞11 | happy-ok3の日記

「守るために」

ハザードマップ、警報のレベルは知っていた方が命を守るのに役立つ。

中学生の皆さんが 実際に経験されたことを

実感として書いていらっしゃいます。

 

優秀奨励賞には、2018年7月の西日本豪雨で被災した倉敷市立真備中   

2月11日付け happyさんの記事には(被災地の報告~感謝は聖なる力を持つ | happy-ok3の日記)

岡山県の「県NIE教育奨励賞」で 真備中学校の皆さんが「優秀奨励賞」を受賞されたことが書かれています。

防災新聞や 台風19号の被災地への募金などの行動が高く評価されたそうです。

真備中学校の皆さん おめでとうございます。

happyさん 真備中学校の皆さん、いつもありがとうございます。

 

 

 

🌱

ごく個人的な家族のことですが、

娘は昨年学校を出て 保育士をしています。

2歳児クラスの担任をさせていただいています。

2歳のクラスは 乳児クラスと言うのだそうです。3歳から 幼児クラスになるのですね。

スナップ写真を見せてもらうと 本当に小さくて かわいいです。

春から14人のお子さんを二人担任でみていましたが、事情があって 今は担任は 実質的に娘ひとりで回しています。

パートの先生も入ってくださっていますし、他のクラスの担任の先生方や パートのベテランの先生方も やはり人が少ないために多忙ですが、いつも気にかけて助けてくださっています。

それでも、担任は娘なので 小さな14人の子どもたちの体調管理や 怪我をしないか 一日中ひとりひとりの安全に気を配っています。

知育遊びを工夫したり、幼児クラスに向けてのトイレトレーニング、月々の行事に、毎日の書類作成。日々の仕事量を知っていましたが、

もっと時間をかけて 子どもたちと楽しく過ごしたいな…。こんなん子どもたちがかわいそうやん。と申します。

娘は、1月に結石になり救急車で運ばれました。有休を使えていないと聞いていたので、週末と合わせて4日間我が家に連れ帰って休ませてもらいました。

昨日は過呼吸をおこしていました。

自己管理ができていないだけなのかもしれませんが、私どもにとっては かけがえのない娘です。

小さい頃からの夢を叶えて 保育士になった娘です。 

2歳児のお子さんのイヤイヤ期は そろそろ終わりだそうです。小さいのに みんなが娘のことを気遣ってくれます。

 

小さな姫リュウキンカは、夜や薄暗い雨の日には 硬い花びら(萼花弁ですね)を閉じて休みます。

数日前から急降下を見せていたヒバリの囀りを 今年初めて聞きました。

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いつも ご覧くださいましてありがとうございます。

 


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「大青空 水牛が雲喰べたから  三樹彦の句」(200×300m/m)  伊丹三樹彦 句

 


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「かたつぶり角振り分けよ 須磨明石 芭蕉 句」猿簑 (325×245m/m)  松尾芭蕉

 


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「あまたの骨折りは どんなものでもけっしてむだに終わることはなく その仕事を推し進めているものと心得るがよい  トルストイの言葉」 トルストイ        村上翔雲  書