野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

書の展覧会に伺う

こんにちは。

昨日も 小雨が降りました。終わり頃の金木犀が 湿った夜に柔らかく漂います。今年は 咲く時期が早かったように思います。

 

 娘から 大学の建物沿いに 育てられているコスモスの写真が 送られてきました。


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どなたが世話をされているのでしょうか。メルヘンだなと思い 聞いてみると。

「おじさん。」 「 ……。学校の?」「世話をされてるのを 遠目で見かけただけ。」

 

 

水曜日に 父が生前 主宰していた書道家グループ 「名筆研究会」から 案内をいただいて、展覧会に伺いました。
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毎年 テーマを決めてあり、今年は「星」なのだそうです。

「星」にまつわる 詩などを 現代詩書という作品にして 出品されています。


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詩を 書で表現するという 父の制作活動を 受け継がれて 勢いのある作品が並んでいました。

来観される方が多く、写真を撮る時に待ってくださるのが申し訳なくて。

 

入口正面に 父の遺作を飾ってくださっています。   遺作なので、テーマとは別に 特別展示の形です。
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漢字二文字の作品で、多分 70才以降の作品とのことでした。

病気が 段々進行していた頃でしたが、制作意欲も強く 積極的に活動しておりました。
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展覧会の 一番 重要な場所に 父の作品を いつも展示してくださって、ありがたく思いながら 申し訳ない気持ちで一杯になります。

名筆研究会の方々に 最近の会についてや 思い出など いろんなお話をお聞きしました。

感謝して 帰途につきました。

 

前後しますが、こちらには いつも妹たちと一緒に伺います。

二人の妹は それぞれ都会に住んでいます。

たまに会うと 元気そうだなと安心します。もう親はいないので、大切にしないと  と年を経るに従って思うのです。

妹たちの楽しそうな笑顔を見ていると

私は、ひとりで生きているのではないのだなと 心から思います。

なんだか 固いお話になってしまいました。      今日のお話が かなり真面目でしたのに、さらにこんなことを書いて ごめんなさいね。

 


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こちらは、展覧会の会場のお隣の 神戸栄光教会です。

23年前の震災で 被害を受けましたが、今は 美しい姿を見ることができます。

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かわいらしい植え込みです。
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妹たちと ミント神戸で食事をしました。
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女三人も寄ってみれば なんとやら。

多分 うるさい。なるべく 静かを心がけて、いただきました。

 ひとりで運転する帰りの空は、ひつじ雲でいっぱいでした。

 

最後まで ご覧くださいましてありがとうございます。

台風25号が これ以上被害を出しませんように。被害を受けておられる方が 安心して眠れますように。