野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

高原を歩いてみれば・砥峰高原

こんにちは。


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日曜日に、砥峰(とのみね)高原と 峰山高原に行って来ました。兵庫県神河町(かみかわちょう)にある 美しい高原です。

砥峰高原は、この季節に 次第に すすきの原へと変貌していきます。

すすきは、正確には 茅(もしくは萱・かや)とのことです。


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まむしには 出会いませんでしたが、蛇はいました。


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映画などの撮影に使われて、かなり有名になった高原です。確かに 独特の空気がありました。

標高は 800mほどと それほど高くないし、観光客も この時期は多いのです。

それでも なだらかな起伏を見せる地形と相まって、すすきの清々しさが 辺り一面に広がっていました。

すすきは これからが見頃のようなので、ますます美しくなっていきますね。

 

小さな湿地には イモリが。(サンショウウオか とも思いましたが、お腹の色が見えませんでした。)

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近づいて来ました。
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 小さくて長い指。(左前足が 見え辛いですが、他の写真には写っていたので怪我はないようです。)    

 

親指の爪くらいの 小さな花が 足元に。
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 アケボノソウって こんなに小さな花だったのですね。それにしても、湿地の足場の入口の 踏みつけられそうなところに ひっそり咲いて 。

ちゃんと花の名前を 調べてから出すべきですが、日にちが経ってしまいました。ぼちぼちになりますが 調べたら また更新させてくださいね。
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「イタドリに似てるな。」連れ合いが 申します。確かに イタドリの花ですね。


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ウメバチソウ

 

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アキノキリンソウ


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台風の影響かは わかりませんでしたが、時々木が倒れています。

 


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ツリガネニンジンでしょうか。一つだけ ぽつんと咲いていました。

 

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小雨を感じる中、すすきと 小さな花々を楽しみました。

このあと、山道をひたすら上り 峰山高原へ向かいます。
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自転車でツーリングされている人も よく見かけました。  下り坂になると すぐに追い付かれます。

 

峰山高原も とても素敵でした。高原が続きますが そのお話は、次回にさせてくださいね。  

 

この日は、秋祭りの日でした。

場所によっては、 道沿いの其処此処に 各地区の色のシデ棒(竹の棒の頭に 地区のカラーの色紙を折って丸く飾ったもの)が 立っていました。

各地区の 祭り屋台(神輿)の大きさは 一見に値します。

昼間は 車で 通り過ぎたので ゆっくり見ることができませんでしたが、家に帰ってから 連れ合いが 友人に誘われて祭り見物に出かけました。

夜 LEDで 美々しく飾られた祭り屋台(神輿)の写真を撮って帰って来ました。
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すごい迫力です。

他人事のように 申していますが、私たちの集落は 春祭りを行うので 秋のお祭りはないのです。

 

ご覧いただきまして ありがとうございます。

 

 


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  「笠にとんぼとまらせてあるく」(150×55m/m)  種田山頭火 句     

 


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  「ひすいの情念 女の世のかすむ」(210×300m/m) 旅人かえらず   西脇順三郎 詩     村上翔雲 書