こんにちは。
最近は、5月の頃より爽やかで メドーセージが 一気に育ちました。
この花は いつも思ったように撮れなくて、私の写真では 魅力が半減です。
日差しが明るいと 紫色に写ってしまいます。確かに、紫の気配がありますが そんなに甘くはありません。
こちらは、鮮やかな紺碧に見えますが、本来の色は どちらかと言うと瑠璃色に近いでしょうか。
元気な花を 次々と咲かせています。確かに、口を開けて吠えているようでもあります。
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ご近所で あじさいが咲き始めたと聞いて、伺ってみました。
藤棚の下に あじさいの緑が濃い影を落としています。
もう一週間もすれば、満開になるそうです。
ウチョウランの花が 小さな盆栽仕立てにされていました。
初めて見るウチョウランは、爪ほどの大きさの優しい若紫色の花です。
大きなスモークツリーが シンボルツリーのような存在感で立っていました。花が終わると より華やかに。ふわふわと霞む花柄(かへい)が不思議な佇まいです。
葉柄(ようへい)から主脈にかけて 花柄と同じく美しい薄紅色が走ります。
こちらのお庭は、オープンガーデンのようにして、開放されているそうでした。
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始めにお話しました メドーセージは、夏の始まりを知らせてくれます。
自由でのびのびとして 元気を振りまいている花。この花を見ると、独立して離れて暮らす娘を思い出します。
田舎の小学校で、娘の同級生は 40人に届きません。年に一度は、みんな帰って来て 同窓会をしています。子どもの頃に あちらこちらを転居し続けてきたために幼なじみのいない私には、とても羨ましく思えます。
数日前に、連れ合いから 娘の同級生の訃報を聞きました。
週末に 幼なじみのメンバーで旅行中だった娘には、その話はしませんでした。
帰って来た娘は、電話で旅行のお土産話をひとしきり話したあとに 「○○ちゃん 死んじゃったんやて…。」とぽつんと申しました。
続く話に、そうか……。そうか…。としか応えられませんでした。若い同級生のご冥福を ふたりで祈ることだけしかできませんでした。
娘が 高校を卒業して家を出てから、4年と少しの時間が経ちました。大学時代から 時間があれば毎晩のように電話をかけてくる娘。今日あったこと。楽しい話、失敗した話。落ち込んだ気持ち。
就職して、2ヶ月。 仕事に振り回されることも 度々のようですが、先輩方から とてもかわいがっていただいていることも聞いています。感謝いたします。
チャールズ・M・シュルツさんの描くスヌーピーのせりふで、「配られたカードで勝負するしかない…。それがどんな意味であれ。」という有名な言葉があります。
強い意志を感じます。挫けたままでは 先に進めないのですね。
壁に当たってしまった時には、若木のように しなやかに受け止めて 新たな方法を見つけていこうということでしょうか。
じんましんを出して出勤して行った娘から 電話がかかってきたら、
時には ぼちぼち行くのもいいよと伝えましょう。あなたは、ほどほどにやっていきますと言っていた筈。
小さな人たちを育てる仕事も また、尊い。
メドーセージは、美しい葉から 爽やかな香りを立て 元気に笑っています。
いつも ご覧くださいまして、ありがとうございます。
「あらたふと青葉若葉の日の光 芭蕉 句」(325×245m/m) 奥の細道 松尾芭蕉 句
「身のまはりは 日に日に好きな草が咲く 山頭火 句」(240×320m/m) 草木塔 種田山頭火 句 村上翔雲 書 再掲
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突然ですみませんが、
私たちに近い親戚が 病気療養中なのですが、最近 容態がよくありません。
今できることをしたいと思いますので、楽しみにさせていただいている皆さまのブログを しばらくの間 拝見できなくなるかもしれません。ごめんなさいね。
上のメドーセージのお話は 下書きを慌てて まとめましたので、この文章とちぐはぐな印象の内容になってしまいました。
落ち着きましたら、またよろしくお願いいたします。いつもありがとうございます。