野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

炎天に花咲く Ⅱ

こんにちは。

お元気でいらっしゃいますか。
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我が家の蓮の葉が 大きくなってきました。今年はまだ咲かないなと ご近所の方に言われました。



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こちらは 小さな蕾を持つサギソウです。 茎を伸ばしてきました。今年も楽しめそうです。f:id:snow36:20190808171004j:image

 

 

🌿

先週 実家で草引きをしてきました。

蔦やドクダミが腕を伸ばして 柵から飛び出したり、エアコンの室外機に入り込んでいます。時間をかけて取り除きました。


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お隣との柵に伸びてきている 気の毒な名前をつけられたこの花は、別名を「サオトメバナ」ということを 以前 教えていただきました。作業中にごそごそと撮ったので きれいに撮れていませんが、小さくて可憐です。でも、この花も やはりカズラ。緑の実もたくさんついていて、取り除くしかありませんでした。

黙々と 草を引きました。

 

 

もう どなたもおられない お隣の庭を仰ぐと、青空に 白い百日紅の花が咲いています。f:id:snow36:20190804073706j:image

長いひと枝が 実家の庭にしなだれかかっていました。ごめんなさい。切らせてくださいね。

去年から 白い百日紅を育ててみたいと思っていました。挿し木にさせていただければと思います。ちゃんとつけば いいのですが。

この日も 逃げ出したくなるような暑い日でした。でも、手をかけてやらなければ、荒れた空き地になってしまいますね。

 

🍉

その数日あとに 娘からランチに誘われました。飛行機に乗る前に 時間があるのだそうです。実家の草引きが暑かったから しばらく家に籠って用事をしていたかったのですが、6月の約束が都合で果たせなかったので・・ ・行ってきました。

 

阪神三宮駅のそばから伸びている地下街に昔からある 広東料理のお店 黄老(オウロウ)さんで のんびりと話をしました。神戸は有名な中華料理のお店が多いですね。元町 大丸の上の 群愛飯店(グンアイハンテン)さんも美味しいですが、こちらも お客さんの雰囲気も神戸らしく 落ち着きのある素敵なお店です。

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さんちかのHPよりお借りしています。

 

(ランチセットのお料理を だいぶん食べてしまってから 写真を撮っていないことに気づきました)

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チリソースが美味しい海老チリや とうもろこしのスープは 食べたので写っていません。炒めた卵のいい匂いに包まれた炒飯、蒸籠の点心は やさしいお味でした。杏仁豆腐はシンプルなのが嬉しい。お茶は 香りのよい茉莉花茶が出されます。でも、これでは 何も伝わりませんね。つい、仕事や近況といった娘の話に聞き入ってしまったのでした。

 

✈️

このあと、娘は友人と沖縄へ行くと言っていました。遥か沖合いで 台風が大きくなりつつある時でした。

旅行に行くのに 持っていないと申す娘のちゃっかりぶりに仕方がないなと思いながら、ラフィアで編んだ青い帽子と 薄手のカーディガンを買ってやり、ポートライナーへのエスカレーターまで見送りました。神戸空港へ行くのだそうです。

 

沖縄から、何かしら 写真を送ってきました。


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こちらは、沖縄「喫茶ニワトリ」さんの かき氷です。とろりとした豊かな質感のドラゴンフルーツソースが かけられているとのことで、右に添えてあるのは、パッションフルーツのソースだそうです。

 


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一日目は 何とかお天気はもってくれたようで、ちょっと遠めですが 海は穏やかだったそうです。


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餃子のお店と、


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ソーキそばの美味しいお店。右奥の どんぶりに入った葉は、ヨモギだそうです。娘が おそばの汁に 少し浸けて食べてみたら、あまり美味しいと思わなかったと言っていました。

ただ、友人は しばらく浸けてから食べてみたら 美味しかったと言っていたようです。

お店の方に 食べ方を尋ねてみたら よかったですね。


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天然酵母のパン屋さん。食べるところは 外しません。

このふたりが一緒だと、洒落たこととは縁遠く 毎回とんでもないことが起こります。なかよしっていいですね。ふたりの話を書いてみたいのですが、書くと きっと またブログがあらぬ方向へと迷走しだします。

娘は、ラフィアの帽子を レンタカーに置いて帰って来てしまったそうです。・・・多分そんなことになるのでは と思っていたのでした。あわてて後で問い合わせてみたそうですが、結局見つからなかったようです。

 

娘と会って帰って来た夕方遅くに 強い雨が降りました。

洗濯物を取り込んでいると、ご近所の 濃い桃色の花を咲かせたサルスベリの長い枝が、激しく揺れていました。昼はアブラゼミクマゼミの賑やかな桜の木も 雨に打たれて枝先を揺らせるだけでした。土や緑が濡れる匂いがします。


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「炎天に花咲く さるすべり  はだかの幹 まがり傾く心 紅の髪差 行く路のくらがりに迷う旅の笠の中  順三郎の詩」旅人かえらず(52)  (200×300m/m)   西脇順三郎 詩    再掲

 


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「寝返りをするぞ  そこのけ きりぎりす   一茶の句を翔雲かく」(150×75m/m)   小林一茶  句           村上翔雲 書

 

 

いつも ご覧いただきまして ありがとうございます。

一番 厳しい季節ですね。台風が 続けて来るのでしょうか。被害が 大きくなりませんように。どうぞ お体大切になさってくださいね。