野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

秋の静め

こんにちは。

お元気でいらっしゃいますか。

我が家も ようやく秋明菊が咲き始めました。


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ミズヒキが 近所の歯医者さんの畑のそばで咲いていました。去年も あまりの小ささに なかなかカメラの焦点が合いませんでした。誰もいないのをいいことに いつまでも屈みこんで撮ったことを思い出します。f:id:snow36:20191031195628j:image

 

近所の水路のそばでは たくさんの花が急に咲き始めました。白いミゾソバのようにも見えましたが、少し遠くてわかりませんでした。

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滝を見たくなって 休日の晴れ間に山の中をドライブしました。10月の始め頃のことです。

見たかった滝は、道沿いにはなく かなり歩かなければ 行き着かないようでした。

滝へ行くのは諦めて、少し歩いてみました。

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ここへ 渓流釣りに来たことがあると、連れ合いが申します。イワナは もう釣れなくなって久しいと思いますが (イワナは まだ釣れるのではないかと申しております…)、アマゴなら まだ釣れそうな気もいたします。


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自然に咲く花が かわいらしいです。野に咲いていると、ゲンノショウコも楽しそうですね。

 

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更にしばらく車で行くと、先に 砂防ダム(それほど高さがないので 砂防堰堤・さぼうえんてい でしょうか) がありました。f:id:snow36:20191031201113j:image



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まっすぐ立つ黄色の花が あちらこちらに目立って咲いています。遠目に セイタカアワダチソウかもしれないと思いました。でも 林の影になった川沿いに育つものでしょうか。

近寄って見ると、丸い葉が 花の下の方に茂っています。後で調べてみると、オタカラコウのようでした。

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裏が枯れ葉のような蝶々が オタカラコウにとまっています。キタテハでしょうか。羽の先は丸いですが、名前は 迷うところです。少し野生味を感じます。(でも、私が写せるぐらいですから、よほど のんびりしています)

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渓流の音が絶え間なく続きます。時折 風がそよいで葉擦れが聞こえます。虫の羽音。
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麓は 晴れていましたが、山の上は 霧のように雨が降って 植物の匂いが立ってきました。

 

 

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先日 藤稔とポポーをくれた友人が、黒枝豆を2週続けて届けてくれました。


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すぐに枝から外して、鞘を大きな桶に入れて 井戸水でひたすら洗います。力仕事には 全く役に立たない者ですが、勝手なもので美味しいものの時は動きます。

今回いただいた量も シンクにいっぱいの黒枝豆です。

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塩で湯がいて、義弟宅などと分けさせていただきました。残りは冷凍にしました。

黒豆の枝豆は 大きくて もっちりしていて甘味があり、ふくよかです。感謝していただきます。

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娘から 写真が送られて来ました。

保育所の 2歳の子どもたちのハロウィン、小さな紙ポーチに 子どもたちが色画用紙でカボチャを貼ったものだそうです。楽しそうな様子が目に浮かびます。

お菓子をいっぱいもらってね🍪🍬

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今日もご覧くださいまして ありがとうございました。

 



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「秋深き隣は何をする人ぞ   芭蕉 句」松尾芭蕉 句   (村上翔雲遺作展より  軸装)       

 


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「真理は 孤独の中で熟すべきものである  そして成熟すると論争を待たずに受け入れられるほど はっきりしたものになる   トルストイの言葉」   村上翔雲 書