野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

義母の花 。父の山頭火。

こんにちは

まだ暑い日が続いていますね。

義母が 丁寧に育てている花です。

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浴衣の柄のような 日々草です。 

日当たりが良過ぎるからか、花がぐったりしている日もありましたが、根気よく毎日手入れを続けています。

義母は足が悪いので 花の世話をしている時にでも ささっと花と一緒の姿を撮らせてもらいましょう。プリントして、写真立てに入れて渡してあげたいなと思います。

 

石楠花の蕾。

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来年の春 咲くために、今からひっそりと準備を始めています。


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 日射しの強いこと。

 

 


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「今朝似有佳音来 且将門窓尽打開・けふは よいたよりがありそうな 障子をあけとく」(160 ×235m/m)種田山頭火 句 ・李芒 漢俳       村上翔雲 書

 

実家に せめて李芒さん(1920〜2000)が上梓された「和歌俳句叢書」とまでもいかなくても、李芒さんや 漢俳について より深く調べるヒントになるものが残っていないか 探してみましたが、見つけることはできませんでした。

もう少し 探してみたいと思います。

俳句にも 漢俳にも 書にさえも詳しくない上に、中国語も たいしてできない私などが 意見を言うのは 大変おこがましいことですが、李芒さんは 漢語(中国語)で 山頭火の世界を深く描こうとされていると感じます。

書家として 表現に こだわり抜いた父が、漢俳で描かれた山頭火に 書で挑んだ理由は、その珍しさだけではないようです。

酒に溺れ 家を捨て 転々と行乞するという より過酷な方へと誘われて生きていく山頭火の人生が、李芒さんの漢語で より鮮やかに描くことができると判断したからだと思うのです。

 

少し堅苦しい話になってしまいました。

時には、父の作品の話を してみたかったのです。ごめんなさいね。

 

 

 

  アジア大会。どの競技も白熱して 見どころが多かったですね。

一昨日は、柔道や 4継、マイルなどを わくわくして観戦しました。立ち向かっていく選手の皆さんから 元気をもらえました。本当にありがとう。