野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

蓮を育ててみる(鉢に移してみました)


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こんにちは

ちょっと古い話になりますが、23日の 6時過ぎ 台風20号が迫って来ていた時間です。重い灰色の空に架かった 薄い虹を見ました。

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暗ささえ感じる淡い虹は、みる間に 消えていきました。

その後、まむしが 家の敷地に出てきて、部屋の中に入りそうになり大騒ぎに(多分 騒々しかったのは 私だけです)。   

「ヤマカガシか?」

それなら、以前バスタブで お休みになっているのを見たことがありますが、この度は そんなに長くはありません。 詳しい説明は 割愛します。

かわいそうですが 危険なので、

連れ合いが バールで退治いたしました。        めったにないことが起こるのは、台風のせいでしょうか。

 

 

蓮の その後のお話です。

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以下 力仕事は、私は免除してもらいました。代わりに、時々 ぶれた写真を撮っております。

我が家の田んぼから(案外 1反半ほどあるようです。他業種の自営業なので、田んぼの管理はプロの方にお任せしています。) 土を取って来て、水を入れて練ります。


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見た目は よくありませんが、例えて言うなら ふわふわのスフレみたいな 柔らかさです。


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ひとつひとつ植え付けて…  と言うよりは、押し込んで、(ちょっと込み合っているのですが、後で困らないのでしょうか。)


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水をたっぷりと張ります。  ボウフラ避けに めだかを放して。(めだかは、連れ合いが 種類別に 細かく分けて飼育しています。庭は、連れ合いの独擅場です…)       8/17(金)

 

翌日 見ると、水が澄んで どの芽も上を目指して 伸びていました。
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端が丸まった小さな葉が。 

「でも まだブログに上げるのは 早くないか。」 そうですねぇ…。これでは 別の木から風で落ちてきた葉にも見えるし、何だかわかりませんね。     私のブログの心配などをしてくれるようになりました。   8/18(土)

 


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一日の間に次々と 葉が開いてきました。

細かく浮いているのは、めだかのえさです。

葉に水をかけてみると、水滴がくるりと丸く乗っています。

鉢に移してから まだ3日ほどです。葉の大きさは、大きなもので 直径5.5cmくらいです。8/20(月)

 


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葉は ぺらぺらと薄いのですが、蓮らしくなってきました。直径は 8.5cmほどになりました。

8月10日に、種を プラスチックのコップの水の中に入れたのでした。

15日経ちました。赤ちゃんから、2週間で 小学生になってしまった気がします。天上の花だけに、かぐや姫たちなのでしょうか。思いの外の 早さです。

蓮の実(蓮子)が 漢方薬や薬膳料理で使われていることを 今頃思い出しました。 納得のパワーです。

でも、蓮は寒くなってくると葉が枯れて なくなるんですってね。   8/25(土)

 

地下茎の蓮根が大きくなると 上へ栄養を送ると聞いて、れんこんかぁ…と思っていると、「これは 観賞用の蓮だから 食べないものだ。」と言われました。  失礼しました。


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金魚の水槽に使う 濾過材が残っていたので、4、5cm幅に細長く切ったものを 鉢の縁に 垂らして、雨が降っても溢れないようにしています。

葉は 増えてきましたが、一段落した感じですね。   また 変化があれば、他のお話のついでにでも 書かせてくださいね。 8/28(火)

 

もう新学期が 始まっているところも あるのですね。  そろそろ 球根を買いに行きたい季節になってきました。

ご覧くださいましてありがとうございます。

 

 

 



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  「飯のうまさが青い青い空」(320×245m/m)  種田山頭火


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  「どこかに月がある 山の線はっきり」(240×320m/m)                   種田山頭火 句                                                    村上翔雲 書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奇跡の星に生きる植物

こんにちは

 兵庫県の淡路島は、本州と四国の間に位置する 国生みの神話のあるところです。

山々は 緩やかな起伏を見せ、周りを取り囲む海は 日差しを受けて輝く美しい島です。

23年前に起こった 明石海峡震源とする 阪神淡路大震災の際には、 淡路島も かなりの被害を受けた被災地でした。

大きく ずれた野島断層が、 北淡震災記念公園に保存されています。   私たちも 以前行ったことがあります。  建物の中に 盛り上がって崩れた地面が、ここで起こった災害の凄まじさを物語っていました。    これは昔の話だとは、もう誰も思わない時代になったのですね。

 この度の台風20号で ここに立っていた風力発電の風車が倒れたとのニュースを見ました。  20号もひどかったですね。  

 

 

先週末に 淡路市の 奇跡の星の植物館に行って来ました。

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神戸淡路鳴門自動車道を南へ走って行くと、明石海峡大橋から、淡路島へ。


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ずっと行ってみたかった場所です。
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巨大な温室のような建物の中は、様々な主題に応じたフロアに 分かれていました。

高い吹き抜けの3階に上がり、メインのフラワーショースペースを見下ろすところから 順路が始まります。   

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この時期のテーマの バリ島をイメージした華やかな庭園が 眼下に広がります。

細い窓枠が 床に緩やかな影を落とすので、ガラスの温室の中にいるという 洒落た感じがします。

 

吹き抜けの次のフロア プランツギャラリーには、多肉植物が。
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背の高いものもあれば、足元に小さな花を咲かせた多肉もありました。
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不思議な枝です。

 

とても魅力的な フロアだったのです。

それなのに、観葉植物や多肉植物の良さが まだよくわかっていないことだけが知れてしまう 雑な写真ばかりになってしまいました。

 

ラン科の植物等を 飾り付けてあるフロア。
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着生植物が愛らしい。    バンダコスティリス ブルースター  (好きだったので、長い名前を書き留めました。)


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 こちらも ラン科の エピデンドルム     みんなで歌っているように楽しげです。

 


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渦巻きが ひときわ目立って 個性的です。レックスベゴニア エスカルゴ

 

 

小さな食虫植物  ハエトリソウ

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目の高さに 飾られています。  触ると反応が早く、食虫の液を出すので 弱るそうです。触らないようにとの張り紙が。


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ウツボカズラですね。かわいらしい長靴を いくつもぶら下げているように見えます。



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食虫植物の こじんまりとした群生。サラセニアと思う かわいい筒状の茂みが…。

ちょっと見づらいですが、左下の中寄りに紛れ込んだような 小さな紫色の花も見えます。高山に自生するムシトリスミレだそうです。こちらも 名前の通り、食虫植物なのですね。

もっと近寄って 撮ればよかった。つい、見とれてしまい 近くで撮るのを忘れていました。

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食虫植物は、大きくて いかつい形をしたものばかりとの印象を持っていましたが、日本の湿地には 可憐な花を咲かせる小さな種類も多いと聞いたことがあります。

一番好きなフロアだったかもしれません。

 

 

 

フラワーショースペースまで 回廊のようになっている通路をたどり、スロープを降りて来ると、夏の花が植え込まれた美しい庭園にたどり着きます。

色彩豊かで 楽しい南国の庭が 丁寧に作られていました。
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ひとつひとつが とても華やかで、寄せ植えと言うにはダイナミックな鉢は、ホテルのロビーに飾られているような豪華で 大きなものでした。
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 夏の花は 個性が強いことも魅力的ですが、これらの花々が調和して、お互いを引き立てあっていました。心が弾む音楽が流れているような 素敵な庭園でした。

 

出口近くの 建物の周り。
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 壁面に 姫りんご。とてもかわいらしい演出だと思いました。

 
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壁面に植え込み。エントランスの辺りです。

 

たくさん 見どころがあったのに、入館料は 600円とお得感がありました。そこに さらにJAFカードなどの割引があり 540円でした。

特別展があると、1,500円になるとのことです。   これは 特別展ではないのか と、少し驚きました。

 

 🐟🐟🐟

遅いお昼は、道沿いのお店で 生しらすや 鯛などが乗った海鮮丼をいただきました。
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しらすは、この時期 海沿いなら楽しめるところが多いですね。  淡路島もパーキングエリアや食事処を併設している道の駅、島のあちらこちらにある和食のお店などで いただけます。


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明石海峡大橋。島に渡る時の わくわく感が楽しい。(ここは帰り道ですが。)


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 帰って来ると、いつもの空にも すじ雲が踊っていました。
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先週の日曜日  空の上は、風が強かったようです。

この時は、19号の影響だったのでしょう。

 

 



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  「不肯借宿適有月光照去路・泊めてくれない折からの月がゆくてに」(160×235m/m) 種田山頭火の句を 中国の詩人李芒が 中国語(漢語)による俳句という形式で表現されたもの。     村上翔雲 書

 

長くなりました。ご覧いただきまして ありがとうございました。

蓮を育ててみる ( 種です)

こんにちは

最近は、エアコンを使わずに眠れます。昼間は かなりの暑さですが。

季節は 少しずつ進んでいるのですね。

 

サギソウが 咲いています。

確かに、小さな鷺が いくつも飛んでいます。いつまでも 眺めていたいかわいさです。
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🌿🌿🌿

連れ合いが、蓮の種を手に入れたので(どうやら買えるようです) 、育ててみると言い出しました。  お盆の頃の ことです。

蓮の花が 好きだったらしく、以前から 時々その野望を語っていました。

確かに とても美しいです…   でも、かなり大柄な植物です。
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大譲歩して、  まぁ、ひと鉢くらいなら…

まさか池を 新たに作ったりしないでしょうし、種から育てる時期としては どうなのか。時期はよくても、うまくいかないことは多々あるわけだし。

くどくど 言ってはいけませんね。(ここまでで もうかなり くどくど言っていますか)


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硬い種です。

育て方を ネットで検索しました。

この状態で 長い期間(何十年というより何世紀とか それ以上ですか)経ってからでも、発芽するほど強固な種だそうですね。

かなり硬いので、仕事用の グラインダーで尖っていない方を削りました。

横からも見えた方が いいと連れ合いが申しますので、プラスチックのコップに 水と一緒に入れました。


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ころんとしていて、あまり期待できそうにありません。  翌日 水を含んだのか 膨らんだように見えましたが、それだけでした。

 

ところが 2日目に 削ったところから かわいらしい黄緑の芽が出てきました。   6日経つとコップから 出て来るほど、若い色の茎が伸びてきました。


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細い茎を折ってしまいそうで、水を替える時は 恐る恐るやっております。

いい年をして どうかと思いますが、この辺りで コップから 目が離せなくなってきました。

おまけに、発芽率は 100%(一つ 出遅れた種もありますが 個性は責められません)。

それは それで、なんだか親の気持ちになってきました。

 

お盆の間、私たちは 何をやっていたのでしょうね。

 

今 次の作業を しております。なんだか楽しい気分です。

どうぞ うまく育ってくれますように…

地味な写真ばかりにお付き合いいただいて とても恐縮です。でも もう少し続けてみたいので、また後日 続きを書かせてくださいね。

 
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  「猪もともに吹るゝ野分かな」江鮭子  (325×245m/m)        松尾芭蕉

 


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  「藪に花が咲く頃 心はくもる」(220×350m/m)  旅人かえらず(20)                   西脇順三郎 詩              村上翔雲 書

 

家事や仕事の合間を縫って ちら見してきた高校野球。楽しみと元気をもらいました。ありがとう。

 

 

黒豆の畑に久しぶりの雨を見る

こんにちは

一昨日の夕焼けです。
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夕焼けが とてもきれいだったから、昨日は 久しぶりの雨だったのでしょうか。  少しだけ降りました。

台風の影響ですね。

湿度は高いですが 風が涼しく感じます。

止み間が長そうだったので、ウォーキングに出ると 近所の人から「散歩ですか?」と声をかけられました。

いえ、ウォーキングですが… と言おうとしましたが、カメラを持って歩いていたのでした。

 

夏のかかりに 麦畑だったところは、一帯が 黒豆畑になっています。

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黒豆の枝豆は、実が黒くて 甘みがあり、もっちりとしています。

秋に収穫されるので、今から とても楽しみです。(私は食べるだけですが…)



田んぼの稲も 日に日に大きくなっているようです。  コシヒカリなどの お米もありますが、山田錦などの酒米も よく作られています。
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 山田錦は、ちょっと背が高いようです。

 

直売所に出荷されている生産者さんが、作られている イチジクです。
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もうしばらくですね。  ウォーキングの途中にハウスがあるので、時期になったら 小銭入れとレジ袋を ポケットに忍ばせて行きます。

お店に並ぶより 少し安く分けてもらえます。(もはや お買い物ですね。)

近所の沼には、がまの穂が伸びてきました。
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沼の側の 夏の植物も そろそろ終わります。

 


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網を越えて、カボチャの蔓が 竹林に入って行こうとしています。 逃げて行くように見えます。


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金ごまは 実が目立ってきました。


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もう かわいい花はなくなりつつあります。背が高いので、ちょっとした威圧感のある畑です。


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遠くからでも よく見える 百日紅。 かなりの大きさです。

近所の人が 畑の端に植えておられます。いつか お会いしたら、お願いして 枝をいただいて 挿し木にしてみたいものです。

 

放って置かれた畑に 百合が咲いていました。
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急な山の斜面にも 雑草の中から、いくつも白く優しい顔を覗かせていました。

写真を撮っては みましたが、草深くて……

 


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  「蛸壺やはかなき夢を夏の月」笈の小文 (325×245m/m)        松尾芭蕉

 


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  「この旅果てもない旅のつくつくぼうし」(240×320m/m)   種田山頭火 句                                                        村上翔雲 書

 

元気を取り戻して。

こんにちは

日中は、まだ 35度を越える暑さです。

それでも 朝夕が 過ごしやすい日が増えて、

今夜は、マツムシの ちょっと陽気にリズムを刻むような音が聞こえてきます。

草花が 元気を取り戻してきました。

 

少し前には、つぼみがついても そのまま枯れ続けていたアッツザクラです。     

色が戻って咲き始めました。
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また、かわいい花を咲かせてくれて ありがとう。

 

そして、自由過ぎる お嬢さん。メドーセージの夏。
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身長が伸びてしまいました。 仕方がないので、脚立を持ち出して 記念撮影してみます。
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切っても切っても 自由人。あなたのように生きてみたい。

 


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こちらは、むかし 盆栽好きな お豆腐屋さんから頂いた小さな盆栽です。 多分 サギソウだと思います。(相変わらず、いい加減な…)  毎年 律儀に咲いてくれるのに ほんとうにごめんなさいね。

するすると伸びていく茎が 楽しみです。

咲いたら またご報告させてください。

 

近頃は、以前ほど 用事に追われることもないので 忙しいと言うのも 気が引けますが、

この時期は お墓の掃除が済んだら、続いて夏祭りの準備など、お盆の仕度が いろいろとあわただしくなりますね。

お寺の棚業もあり、和尚さんが 檀家を一軒一軒回られて、お経を唱えてくださいます。

 

 

そんな用事の合間に 高校野球をテレビで視聴するという 最大のお楽しみを こっそり差し込んで。

 

すると ブログが 全くの後回しに……。

 

夏の疲れが出やすい時期ですね。

どうぞ、お体 大切に。

 

 


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  「庭の蝉殻の 夏の夜の 殻の朝悲し」旅人かえらず(103)  西脇順三郎 詩                                                       村上翔雲 書

 

いつも ご覧いただきまして ありがとうございます。

炎天に花咲く

こんにちは


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こちらは、お蕎麦屋さんです。

先週 私たちが行った「あまご村」さんの近くにある 茅葺き屋根のお店です。

 

車で 1時間ちょっとかかるのに、同じところに再び行くのはどうなのか… と思ったのですが、食通の知人のお薦めでした。

おとなの雰囲気のお店です。

お昼の予約をして 行きました。

お店裏の庭が 素敵でした。
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こんな 百日紅が うちに咲いていたら…  と 眺めます。
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途中ですが、お詫びと訂正をさせてください。     先週「ひこうき雲…」の中で、こちらの 写真の「オニユリ」を「ヤマユリ」と誤って書いておりました。すみませんでした。
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どう見ても  オニユリ。  ですよね。

 以前、根が出たユリ根を植えてみたら、こんな花が咲いたことがありました。

 

 


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茅葺き屋根の中は、高く広がる空間でした。

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丸い机の中央に、四角く囲炉裏が切ってありました。

盛り蕎麦
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おろし蕎麦

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真ん中の 桜色の大根おろしは、こうでなくては! という きっぱりとした辛さ。

ざらつきのない つるんとしたお蕎麦です。

「十割そばですから、ちょっと お塩を付けて召し上がってみてください。」と勧められて 食べてみると、香りもよく のど越しの良さが 心地よかったです。


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敷地横の水路は、とてもきれいな水が 勢いよく流れていました。

 

蕎麦屋さんを出ると、

蓮を見たい と連れ合いが申しました。

美しい蓮の写真をあげておられる素敵なブログを 最近拝見しました。

私では、到底そんな写真は撮れませんが…

それでも きれいな蓮を見てみたい。

 

私たちが 知っているところは、やっぱり山の中で、ちょっと素敵な温泉の側の 蓮園です。


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涼しげに、ふんわり咲いています。
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ただ、お昼過ぎで 立っているだけで 汗が止まらないほどの暑さでしたので、花が ぐったりしていました。   だれも いませんし。

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葉影の花は、そっと守られて 座っている女の子のようです。
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夏の白は 空を仰いで。思い切りの背伸び。
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 そして、露天風呂まで備えてある せっかくの温泉に入ることなく、「上流へ行く。」と言う連れ合いに従い、さらに奥へ向かいました。


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川幅が狭くなり、川原の石が だんだん大きくなってきました。人家もなくなって 自然の荒々しさも感じるような景色になってきました。

しばらくすると、銀の選鉱場跡を保存している公園に行き当たりました。



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遺跡のように見えました。


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公園内に 百日紅が並木になっていて、甘く優しい香りが漂っていました。

百日紅の花の香りは 強くはありませんでしたが、樹木の花なのだなと思わせる個性が立つ魅力を感じました。

道は 細くなりながら、まだ上に続いています。

道から見えるところに、キャンプの出来そうな開けた場所があったり、みつばちの箱がいくつも並んでいる木陰がありました。

でも、「豪雨の時には、ここから5キロ先まで 封鎖されます」という札が 道沿いに掲示されていました。山肌が 崩れかけているところもありました。天候が崩れると、不安定なところなのでしょう。

川は 細くなっては いますが、自然の状態なので、人に迎合しないむき出しの風景です。

 すれ違うのが やっとの道ですが、生活道路らしく 対向車が時々 走って来ました。

取り立てて用のない私たちが ここを走るのも どうかと思い、Uターンすることにしました。

 この道が途絶えると、困る人がいるのですね。

 

 


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  「炎天をいただいて乞ひ歩く」                              (320×245m/m)   種田山頭火

 


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  「炎天に花咲く さるすべり はだかの幹まがり傾く心    紅の髪差   行く路のくらがりに迷う旅の笠の中」旅人かえらず(52) (200×300m/m)  西脇順三郎 詩                                                          村上翔雲 書

 

 

 

 

 

 

 

静かな夜は

こんばんは

此処のところ、夜は 過ごし易く思います。

作業着や タオルなどは、なるべく夜のうちに洗うようにして、干し終わると しばらく空を眺めます。

今は11時。月が出ていないので とても美しい星空が見えます。  白い雲が細く長く流れているのさえ見える冴えた夜です。

 キリギリスが鳴いています。

 

夜空は 写せないので、写真はないのです。

ごめんなさいね。

 

あなたと あなたの大切な人が 明日も元気で過ごせますように。

 


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  「自然の世の淋しき 睡眠の淋しき」旅人かえらず (3)   (175×335m/m)  西脇順三郎

*詩集「旅人かえらず」の表記は正確には、「旅人かへらず」ですが、「西脇順三郎全詩集 普及版」(筑摩書房 昭和39年発行)の「著者の意向により、表題本文とも原則として現代表記に統一した。」との付記に準拠して 書作品にしたものです。