野の書ギャラリー

書家村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください。日々の雑感もほんの少し

黄昏を彩る

 こんにちは。

こちらの昨日の朝は、柔らかなうろこ雲が 広がっていましたが、東の空は灰色でした。お昼からは 時々曇り空でした。

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風邪を引いてしまうのは、 寒い季節の始まりですね。 どうぞ お気をつけて。

 

我が家の柚は 日増しに色づいてきました。f:id:snow36:20181104233705j:image

秋の庭が 明るくなります。柚は 特に摘果しないのですが、それでよかったのか いつも迷います。

とても重たそうですが、これくらいの大きさなら 使い易くていいようにも思います。

 

ボケの花が 咲いています。f:id:snow36:20181104233919j:image

たくさん花をつける年もありますが、今年は 少し控えめのようです。

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 つぼみも ちらほら見受けられます。


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つぼみの頃はほんのりとあかく、 咲き始めは 白いのですが、開いてしばらくすると 微かに黄味を足したような薄桃色になっていきます。 日差しが 暖かく和らいでいますね。

 

義母が育てている シクラメンが 今年もよく咲いています。南向きで日当たりが良いこともありますが、大切にされているなと思います。  

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2日前の黄昏時に 歩いていると、歯医者さんの畑の隅で 鍬を使っている人がいました。

「こんにちは。」と お互いに挨拶だけして、そのまま離れて行きました。

歯医者さんの奥さん。 明るくて、優しい人です。昏くて 手元が定かでないと思われましたが、気にする様子もなく どこか楽しそうにも見える様子で かじいておられました。

 

翌日 車で同じ道を行くと、離れたところからも目を引く白い花を 一つ咲かせた秋明菊が その場所に植わっていました。

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咲いているだけで、場の趣が変わっていくような しっとりとした佇まいを持つ花。

 


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  「むざんやな 甲の下のきりぎりす」奥の細道 (325×245m/m)  松尾芭蕉 句     甲は兜の意。

 


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  「窓にうす明かりのつく 人の世の淋しき」旅人かえらず(2)  (75×115m/m 葉書の半分ほどの大きさ)  西脇順三郎 詩                                                           村上翔雲 書

 

 

 

全日本大学駅伝をテレビで見ました。1万mなどのトラック競技も好きですが、ロードに挑む選手の姿や 陸上競技の中では 数少ないチームの戦いに魅力を感じます。今日は雨の中 ひたすら駆ける選手から目が離せませんでした。

ロードの季節を、心から応援しています。

 

つい、力が入ってしまいました。

 

今日も ご覧いただきまして ありがとうございます。