こんにちは。
先週は 暖かい日が続いていましたが、先週末には こちらも雪が少し積もりました。
今日は 朝から冷たい雨が降っていますが、晴れていれば
ヒヨドリが 仄かに花を思わせる白灰色に染まり出した桜の枝に集まって 高い声で鳴いています。
数年前に メジとロジ(捻りがなくてごめんなさいね…。父がそう呼んでいたのでした)が我が家の庭に来るようになったので
みかんを半分に切って置いていたら、突然 メジロは追い払われて ヒヨドリが 食べ散らすようになりました。
でも、ヒヨドリには罪はないから 仕方がないですね。
仕事の合間に 歩いてみると(この日は暖かに晴れていました)、
畦道に、タンポポやホトケノザが咲いていました。この時期は茎も短くて、健気に空を仰いでいます。
しばらく歩くと、田んぼに小さな鳥を見かけました。
一羽だけ 畦の斜面にいます。茶色の体に柄がありました。スズメにしたら柄も違うし 少し大きいかもしれない…と見ていると、連れ合いが ヒバリだと申しました。子どもの頃にはよく見たとも。「最近は あまり見ないな。よく見ないで歩いているからだろう。」
遅い春頃から 高い声で囀ずりながら、空を飛ぶのをよく見ますが、用心深いためか、近くで見ることがありませんでした。
案外 のんきに斜面を上っています。
冬枯れの田んぼに紛れるように ひっそりと暮らしているのでしょうか。地面に巣を作るものは 雪の夜は どうしているのか…。
私などでは とても写真に撮ることはできないし、近すぎるので そっとしておくのがよいと思いましたので、しばらく眺めさせてもらいました。
思ったより 胴が長くて おなかがぽってりとした鳥でした。
ウィキペディアから お借りしました。
昨年末に、義母の父を 祀るために お寺を探して お願いしていました。
若くして 家族を遺し戦死した 連れ合いの祖父。 亡くなったのは 義母が子どもの頃のことですから、もう 知る人も ほとんどおられません。
お墓は ありましたが、だれもお参りできない山奥に 置いておかれたようになっていました。
お世話になるお寺には 若い和尚さん。
先日 一緒に 足元が悪い山道を上って、性根抜きをしてくださいました。
てっぺんが四角錘のお墓に 手を合わせて祈ります。
暑い島で戦って 忘れられていく人々。
月日は 飛び去る速さで 過ぎ去っていく。
和尚さんと 連れ合いと 三人で祈りました。
「郷愁 このひごろ あまりには ひとを 憎まず すきとおりゆく 郷愁 ひえびえと ながる 重吉の詩」(190×300m/m) 秋の瞳 八木重吉 詩 村上翔雲 書
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
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この週末に 娘の引っ越しを手伝いますので、そちらに手を取られて 残念に思いますが、しばらく皆さまのブログを拝見できなくなるかもしれません。
あらかじめ お詫びいたします。ごめんなさいね。
戻って来ましたら、また よろしくお願いいたします。
東大寺のお水取りは まだまだ先ですね。どうぞ お体大切になさってくださいね。