こんにちは。紅葉の美しい季節ですね。
お元気でいらっしゃいますか。
私の住む辺りは、燃えるような赤い紅葉ではなく、くすんだ黄や赤茶が 緑に混ざる程度です。
この度は、きれいな花の色を見たくて、遅まきながら 淡路島へ行ってみました。
よく晴れた日曜日の淡路島は、凪いだ海が眩しく 神戸淡路鳴門自動車道からの眺めも爽やかでした。
南あわじ市のイングランドの丘で 名残りのコスモスを見ました。2週間ほど前なら満開の見頃だったでしょう。11月の始めは 出かける機会がありませんでした。
コスモスの花畑の前を歩くと、控えめな香りが漂います。日曜日なら 人でいっぱいの園内のようですが、開園まもなくの時間には人も少なくのんびり歩くことができました。小さな子どもが喜びそうな遊具のある広場もあり、親子連れが楽しんでおられました。
淡路島は、渡り鳥が ひとやすみでしょうか。小柄な鳥たちが いろんな声で盛んに囀ずっていました。
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更に南へ 鳴門大橋の近くまで 行ってみました。お昼の時間で 道の駅では係の人が車を誘導してくれました。
ツワブキの花が咲いています。
大きな橋脚のある海の近くまで 降りて行ってみました。
ツワブキと 小さなアゼトウナ(畔唐菜、畔冬菜) の花があちらこちらに寄り合って咲いていました。
次第に アゼトウナの花が 多くなりました。岩に根を下ろしています。
道の駅では 静かでしたが、少し降りた海のそばでは いつも強い風が吹いています。風向きで 時々潮の匂いがします。
鳴門大橋の下は、東へ向かう海の流れが激しいことが見てとれるほどでした。
鳴門の渦潮の時期は、秋もありますが やはり春が有名ですね。大潮のタイミングでしょうか。
小さな漁船が 橋の下を通って風上へ向かおうとしていましたが、全く進まなくなりました。しばらくすると 諦めて、もと来た方へ戻って行きました。強い風が吹き続けます。
遠くに 風力発電の白い羽根が忙しなく回っているのが見えます。風力発電の塔が並んで立つ辺りは、周りの豊かな自然と 不思議な均衡を持っていると感じます。キリコの絵のようだと思いました。
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お昼は 生シラスを食べたいと思っていました。生シラスの美味しい季節ですね。新鮮な生のシラスは、ひんやりつるり。元々あまり食べる機会はないのですが、海の恵みをそのままいただく気持ちがします。大切に味わいたいです。
でも、今日のお勧めが 鯖だと知ると つい釣られて 私の方は塩焼きにしてもらって 分け合っていただきました。
ふっくらとして柔らかい鯖は、30cmほどの大きさ。定食には、鯖と鰆と鯛のお刺身も 少しついていました。お刺身も とても新鮮です🎵 鰆は春の淡白な印象ですが、身が厚いので 大きなサイズなのが想像できます。明石の鯛は、蛸を餌にしていると聞いています。こんな風に語っておりますが、内陸は山間部の我が家の辺りでは、鯖もシラスも刺身では あまりお目にかかれません。
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淡路島への行き帰りは、明石から船に乗って行く方法もありますが、車なら明石海峡大橋を通って行きます。
すみません。写り方が残念な写真ですね。
下の写真は、去年の夏に撮ったものです。夏の雲です。
二つの主塔から弧を描きながら伸びている頑丈なケーブルからは、列を成す白いハンガーロープが 道路を挟んで空から落ちて来るように見えます。4kmほどの橋は 白い光の筋が並ぶ中を駆け抜けるようです。
ゴールデンウィークには、神戸の垂水ジャンクションから、淡路島ハイウェイオアシスまで 動かないほど渋滞するそうです。🚙🚗🚕🚓
淡路島側から、淡路島ハイウェイオアシス越しの明石海峡大橋です。
先日から続いて 吊り橋です。よくよくの吊り橋好きですね…。
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もうしばらく お付き合いくださいますように。少し真面目なお話をさせてくださいね。
9月 10月の台風 15号、19号、更にすぐ後の低気圧の豪雨で 大きな被害を受けられたところでは、まだ復旧作業が始まってもいない場所があったり、避難所で過ごされている方も少なくないとお聞きました。
昨年の豪雨で 被害を受けられた 岡山県真備町もまた被災地です。家を無くされるなど 大きな被災を受けながら、立ち上がっていこうとされる真備中学校のお話を こちらのブログで拝見しました。
happy-ok3さんのブログをご覧の方は 多いと思います。
好きなことばかりを書いているような私などの立場で お話させていただくことは あまりに僭越で心苦しいのですが、
学校のグラウンドが 先頃ようやく使えるようになった状態で まだ復興途中でありながら、この度の被災地のためにボランティア活動をされたり、被災経験から得た知識で防災新聞を作られておられる岡山県 真備中学校の生徒さんのお話を書かれているブログを ご紹介させてください。
この記事を書かれるhappy-ok3さんは、このようにがんばっている中学生の皆さんが 今ここにおられることを たくさんの方に知っていただければとおっしゃっています。
被災地の報告~真備中の句と倉敷商の書29 | happy-ok3の日記
被災地の報告~真備中生徒の防災新聞1 | happy-ok3の日記
どちらも 中学生の目を通した災害について書かれています。恐ろしい体験をくぐり抜けて、まだこれから復興へと向かう生徒さんたちから 心温まる言葉が届きます。
「真備中生徒の防災新聞」の記事に関しましては、今後も 私の拙いブログにリンクを貼らせていただければと思います。(最近ようやく貼り付けられるようになりました… ほんとにどうかしてますね 😅)
至らな過ぎて申し訳ないことですが、続けさせていただければと思います。
各被災地の今の状況を 広範囲に渡って 私情を交えず毎日纏めておられるhappyさん、大量の記事を書くことも 時間と労力を思えば そのご苦労のほどが偲ばれますし、被災地のあまりの惨状に 心が苦しくなることも度々とお聞きします。
それでも、今 日本中で被災され復興のためにがんばっている方が 大勢おられることを覚えていてほしいとのお気持ちから、日々更新されています。
私の存じ上げるhappyさんは、お花や生き物が大好きな優しい方なのです。
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今日も ご覧くださいまして、ありがとうございます。心から感謝いたします。
「一粒の麦 地に落ちて死なずば 唯一つにて在らん もし死なば 多くの果を結ぶべし ヨハネ伝」(110×150m/m) 聖句 再掲
「人のなし得ぬところは 神のなし得る所なり ルカ伝」(110×150m/m) 聖句 村上翔雲 書